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アウトドア好きが高じて、
キャンパー仕様かつ
薪ストーブのあるお住まいが完成!
O様ご家族は、大のアウトドア好き。
お子さまにも、自然を感じながら成長してもらいたいとの思いから、
ユニバーサルホームとDODのコラボレーションハウス
「キャンパーの住みか」をチョイス。
ご夫婦の念願だった薪ストーブも取り入れ、
火や光、地熱のぬくもりを感じられるお住まいが完成しました。
- 建物概要
- ご住所:大分県
完成年月:2022年12月
延床面積:149.25(45.15坪) - ご家族構成
- ご夫婦+お子さま1人
- 使用無垢フロア
- ホワイト
House Detail
諦めかけていた薪ストーブを導入し、地熱床暖房と併用
アウトドアやキャンプがお好きだったというO様ご家族。かねてから、家を建てるならアウトドアが楽しめる住まいにしたいと考えていたそうです。
「最初は、薪ストーブのあるログハウスを建てようと思っていたんです。実際に、ログハウスが建てられるハウスメーカーに足を運んだこともあったのですが、やはり建てた後のメンテナンスが難しいということで断念しました」
ログハウスを建てることを諦めたあとも、O様の「アウトドアを楽しめる家」「薪ストーブのある家」への憧れは変わりませんでした。
大好きなアウトドアブランドDODと、自由設計が可能なユニバーサルホームのコラボレーションハウス「キャンパーの住みか」を知ったときには、胸が踊ったといいます。
念願だった薪ストーブは、リビングの中央に設置。広々とした庭には、大きな薪棚も設えました。ユニバーサルホームの特徴である“地熱床暖房(1階全面床暖房)”も採用されているため、寒い冬の日も家の中では、裸足かつ半袖で過ごすことができたといいます。
「近年の光熱費の高騰を考えても、熱効率が良い地熱床暖房を採用して本当に良かったですね。真冬でも、エアコンはほとんどつけなかったですから。気密性・断熱性も高いので、朝だけ薪ストーブを焚けば余熱で1日中あったかいんですよ。薪も決して安くありませんから、非常に助かっています」
収納が多ければ良いわけではない。大事なのは「動線」
勝手口のすぐ傍には、「キャンパーの住みか」の大きな特徴である土間の“アトリエ”が。キャンプギアの“見せる”収納スペースです。
以前のお住まいは、メゾネットタイプの賃貸住宅だったため「収納量」には困っていなかったといいます。しかし、1つの場所にキャンプギアを収納することができず、荷物の積み下ろしには苦労していたのだとか。
「収納量が多ければいいということではないんですよね。以前の住まいは、あちこちにキャンプギアを分けて収納するしかありませんでした。今は勝手口に車を横付けできますから、非常に楽ですよ。キャンプに行くのが楽しみです」
アトリエは、洗面所にも隣接。アウトドアを楽しんだ後は、勝手口から洗面室、浴室に直行できるため、家の中に汚れを持ち込みません。
キッチンの横には、こちらも勝手口が設けられたパントリーが。キッチン、勝手口、両方から入れる動線のため、お買い物の後も調理中も楽だと奥さまはいいます。
「1階全面床暖房を導入するにあたって唯一気になっていたのが、食材の傷みです。常温で保存するものが傷んでしまわないよう、床暖房を入れないパントリーのスペースは大きく取りました。パントリーを作るのは、私の夢でもあったんです」
家族が集う空間だから、明るく、開放的に
「閉鎖的な空間にしたくなかった」と、リビングへのこだわりを語るご主人さま。その言葉どおり、リビングは土間ごしにウッドデッキを望む、明るく広々とした20畳以上の空間に。壁紙はシンプルに白で統一し、天井にはラインが際立つ木目調を採用したことで、空間をより広く見せています。
リビングの一角には、約4畳半の小上がりの和室を設けられました。和室は、リビングを通らず玄関から続く土間から入ることも可能。扉を閉めてしまえばリビングと仕切ることもできるため、客間としての利用も見込んでいるとのことです。
「子どもが小さい今は、遊び場やお昼寝スペースとしても使っています。こうして腰掛けることもできるので、重宝しています」と奥さま。
小上がりの空間を活かし、大容量の引き出し収納を確保。散らかりがちなリビングも、すっきり片付きます。
2階は、将来を見越してフレキシブルに使える空間に
リビングや和室、水廻りを1階に集約し、2階はご夫婦の寝室と子ども部屋に。現在は2部屋ですが、ホールを壁で仕切ったり、窓やドア、収納が2つ付いている部屋を仕切って2部屋にしたりすることで、最大4部屋にまでできるフレキシブル設計を採用されました。
「将来、仕切って使うこともできるように……というのは、ユニバーサルホームの担当者さんからのご提案です。こういった設計方法もあるのだと、感心しました」と、ご主人さまは設計当時を振り返ります。
こだわりのお住まいで、これからの毎日を、アウトドアを、ご家族の成長を楽しまれるO様。
「自然を感じられるこの家で、子どもには、火の暖かさや明るさ、地熱のぬくもり……そんなことを感じて、学んで、幸せを感じられる人間に育ってほしいですね。この家で迎える将来が楽しみです」と、ご夫婦は目を細めていました。