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学びながらの家づくり
永く、快適に暮らせる“仕掛け”が満載の
プロヴァンス風邸宅
メゾネットタイプの賃貸住宅に住んでいた、N様家族。
当時は1階が寒く、2階のリビングまで荷物を運ぶのも
大変だったといいます。
「家賃を支払っているのももったいない」と感じ始めていたころ、
奥さまが、ユニバーサルホームのInstagramで見た
住まいに一目惚れ。
奥さまのこだわりが全面に散りばめられながらも、
要所要所でご主人さまのセンスが光るお住まいが完成しました。
- 建物概要
- ご住所:茨城県
完成年月:2022年4月
延床面積:106.41m²(32.19坪) - ご家族構成
- ご夫婦+猫2匹
- 使用無垢フロア
- チェスナット
House Detail
家づくりの過程で学んだ、
住まいに必要なこと
「隅々まで自分たちが満足できる家にしたい」「家づくりの過程も楽しみたい」という思いから、注文住宅で家を建てることを決意されたN様ご夫婦。当初、住まいに求めていたのは、主にデザインだったといいます。
もちろん、見た目も家に愛着を持って暮らしていくための大切な要素です。しかし、住まいに求められるものは、生活動線の良さや耐久性、快適性など多岐にわたります。
ご主人さまは家づくりについて「ユニバーサルホームさんと一緒に家づくりを進めていく中で、耐震性や断熱性、耐久性の重要性を知った」と振り返ります。
将来を考えて、
1階だけで生活ができる間取りに
N様邸は、リビング・ダイニングとともに、水廻りやファミリークローゼット、寝室が1階に集約されています。2階は主に、ご主人さまの書斎として使うことを想定して間取りを決められました。
「せっかくこだわりの家を建てるのだから、永く暮らせる住まいにしたいというのが一番の希望でした。将来のことも考えて、当初は平家を希望していたほどです。でも、2階に10帖を超える洋室を作って正解でしたね。仕事柄、オンライン配信などもするため、リビング・ダイニングとは別の部屋で集中できる環境があるというのは非常に助かります。この部屋はドアも窓も2つずつ付けているので、将来、2部屋に分けることもできるんですよ」とご主人さま。
一方、家の間取りやデザインについては、奥さまのご希望を最大限叶えたのだといいます。
「妻の夢を叶えたい」
それでも譲れなかった、ご主人さまのこだわり
- 玄関脇のシューズクロークや手洗い場
- 家事動線にこだわった水廻り
- キッチンの奥に設けたパントリー
- 壁紙や内装
これらは、奥さま主体で決めていかれました。
ユニバーサルホームの担当者には、LINEなども使って随時、要望を共有。奥さまから送られてきた写真は、100枚を超えます。奥さまの夢や希望を叶えることがご主人さまの家づくりの目的の1つだったのだとか。
そんな中、ご主人さまは照明にかなりこだわったといいます。リビング・ダイニングは明るく開放的な空間となっていますが、寝室側の壁は折り上げ天井と間接照明でスタイリッシュに。一方、明るいリビング・ダイニングとは対照的に主寝室の照明は落とし、お休み前にリラックスできる空間に。照明が、デザインのアクセントとともに、空間を分ける役割を果たしています。
多目的スペースの「ヌック」が、暮らしを彩る
N様邸の大きな特徴の1つが、1階に作られた「ヌック」です。ヌックとは「心地の良い場所」のこと。特に用途が決まっているわけではなく、N様ご家族は食事をしたり、お昼寝をしたりする場所として使っているそうです。
「“第二のリビング”として、多種多様な使い方ができるヌックを作って本当に良かったです。1階にリビング・ダイニングや水廻り、寝室など生活をするうえで必要な機能を集約するにあたって十分な広さは確保できませんでしたが、わずか2.6帖のこのスペースが暮らしを彩ってくれています」と奥さま。
生活動線・家事動線の良さを保ちながらも、小上がりにヌックを作るというアイデアで、空間にメリハリが生まれました。
憧れ”と“暮らしやすさ”を両立
外観は、白を基調とした壁に、オレンジベースの3色瓦が映えるプロヴァンス風の装い。玄関スペースは、玄関とシューズクロークを繋ぐ部分と同じアーチ垂壁を採用しています。リビングにも煉瓦調の壁紙をあしらい、統一感を演出しています。
プロヴァンス風のお住まいは、奥さまの憧れだったのだとか。憧れを形にするため、ユニバーサルホームからも、瓦の色合いのバランスやアクセントクロスなどデザイン面もご提案させていただきました。また、「1階だけでも生活できるように」とのご希望からご提案したリビング・ダイニングの開放感を損なわない生活動線・家事動線も、とても暮らしやすいと喜んでいただいています。
“憧れ”と“暮らしやすさ”を両立した、N様邸。「将来を見据え、細かな部分まで徹底的にこだわったこの家で創っていく未来が楽しみ」と、ご夫婦は口を揃えます。