イエばな

憧れのマイホーム… 快適なリビングを実現するための注意点は?

マイホームのリビングは生活の中心になる大切な場所です。リビングが快適な空間であるかどうかは、マイホームの過ごしやすさに直結します。そこで今回はマイホームを建てる際に、リビングに関して注意すべきポイントを紹介します。

 

マイホームのリビングは採光と通気性には気を配ろう

自宅にいるときは、起きている時間のほとんどをリビングで過ごすという人もいるでしょう。リビングを快適な場所にするポイントは、採光と通気性です。採光が十分でないと薄暗いリビングになってしまいます。照明をつければ明るくなりますが、やはり日中は自然光を取り入れるほうが健康的です。また通気性が悪いリビングは、臭いや湿気がこもりやすいため、長くいると不快に感じてしまいます。肌で空気の動きが感じられないので、特に夏場は蒸し暑いと感じることが多いでしょう。ソファーやカーペットなどに湿気が溜まりやすいので、カビやダニなどが発生するデメリットもあります。このように採光と通気性はリビングの快適性に大きな影響を与えるので、窓の配置などには十分気を配りましょう。

 

開放的なリビングを実現するためには広さだけでは不十分?

リビングは共有のスペースなので、気兼ねなく入れる開放的な場所にするのが一般的です。そのため、家族が集まっても窮屈にならない程度の面積が求められます。しかし広い間取りのリビングだからといって、必ずしも開放的であるとは限りません。入りやすさや居心地の良さを感じられない空間は、開放的とは言えないからです。開放的にするためには、圧迫感のないレイアウトが必要とされます。たとえば吹き抜けになっているリビングは天井が視界に入りにくいので、屋外にいるような開放的な気分になりやすいです。その影響によって、同じ面積のリビングより広く感じるでしょう。視覚も開放感に大きな影響を与えます。壁紙や床が暗い色だと、重苦しい雰囲気になりやすいものです。一方で、明るい色が中心のリビングは爽やかな印象を与えます。暗い色をセレクトしてしまった場合には、カーテンやラグで明るい色を取り入れましょう。

 

リビングにも影響を与えるキッチンのスタイル

リビングはキッチンのスタイルにも影響を受けます。たとえばオープンキッチンはリビングと空間的なつながりがあるため、リビングの開放感が増して広く感じられるメリットがあります。また、料理をしながらでも部屋の様子を見渡せるので、子どもを遊ばせるスペースとしてリビングを活用しやすいです。一方で、料理の臭いや煙がリビングに流れていくデメリットがあります。特にリビングの通気性が悪い場合は、それらが漂い続けるので要注意です。クローズドキッチンであれば、臭いや煙がリビングに流れる心配はありません。ただしリビングを広く感じさせる効果はないですし、料理中はリビングで遊んでいる子どもに目が届きにくくなります。このように、スタイルによってリビングに対するメリットとデメリットは異なります。

 

リビングはマイホームで最重要… 建てる前にとにかく考えよう!

憧れのマイホームを建てるときは、誰もが家族との幸せな生活を思い描いていることでしょう。リビングは家族がコミュニケーションをとる大事な空間です。そのため、マイホームで最も重要であるといっても過言ではありません。リビングの快適さは、家族との関係に大きな影響を及ぼすことになります。居心地が良いリビングであれば、自然と家族が集まってきます。一方で、過ごしにくければ家族が集まらず、それぞれの自室にこもってしまうかもしれません。また、子どもが巣立ち高齢になったときも快適に過ごせる空間であることが望ましいです。満足度の高いマイホームを建てるには、建てる前にじっくり検討することがまず必要となります。

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