憧れのマイホームを建てた後も、「いつまでも新居のようなきれいな部屋」というのは多くの人の理想でもあります。しかし、乳児や未就学児がいるご家庭では特に忙しい日々を送っているため、なかなか片付ける時間がなく、きれいな部屋を維持することは難しいのではないでしょうか。そこで今回は、誰でも簡単にできる片付けのコツを押さえて、きれいな部屋で気持ちの良い生活を送れるようになりましょう。
マイホームを建てて数多くの荷物を運び込み、収納をした後の部屋はとてもきれいな状態です。引越しをしたときのようなきれいな部屋を維持したいなら、定期的に断捨離を行うことをおすすめします。特に、乳児や未就学の子どもがいるご家庭については、子どもの成長に合わせて着ることができなくなった洋服や使われなくなってしまったおもちゃなどがあることが予想されます。これらをそのままにしておくと、部屋の中に使っていない物が増えていく一方となり、きれいな部屋をキープすること自体が難しくなってきます。
1年に1回程度は家の不用品をチェックし、断捨離をすることはとても大切なことです。「捨ててしまうのはなんだかもったいない」と感じるのであれば、友人や知人に譲ることも考えましょう。
「片付けをするぞ」と心に決めても、毎日継続することは難しいものです。しかし、「普段片付けする時間がないから」と言って片付けをため込むと、片付けをすること自体が億劫になってしまいます。片付けをため込んでしまわないために、すきま時間を利用して少しずつ片付けをしていくと良いでしょう。たとえば、「子どもがお昼寝をしている間にキッチンを片付けよう」「子どもが学校に行っている間に水回りの掃除と整理整頓をしよう」などと決めておくと、片付けに取りかかりやすいでしょう。あくまでもすきま時間を使って片付けを行うので、広範囲の片付けを行うことはあまりおすすめではありません。
すきま時間を活用した片付けの方法は1日に行う作業量があまり多くないため、家事や育児、仕事などで忙しいという人には最適です。
きれいに整理整頓されていた部屋でも次第に散らかっていくと、「どうしてこんなに散らかってしまったのだろう」と思ってしまいますよね。部屋が散らからないように整理整頓するコツとして、「物の定位置を決めておく」ことがとても大切です。
具体的には、「本を読んだ後は必ず本棚にしまうようにする」「衣類・タオル類などについては、洗濯した後元あった場所に収納する」などといったように定位置を決め、ルールを徹底しておくと良いでしょう。特に、鍵やリモコンなどはよく失くしてしまうという人も多いですから、定位置を決めておくことがおすすめです。物の定位置を決めたら家族全員が共通の認識として把握しておき、片付けを習慣化することがポイントです。家族の誰かひとりだけが片付けをするというのには限界があります。家族みんなが協力し合って、きれいな部屋を維持しましょう。
きれいな部屋をキープしようと思ったら、「収納スペースに余裕を持たせること」が大切です。たとえば、洋服ダンスや衣装ケースの中に、隙間なく衣類を収納していたとします。この状況では、衣類が隙間なく詰め込まれているので、新たな衣類を収納ができないといったことが考えられます。洗濯をした衣類については、その都度丁寧にたたんで、洋服ダンスや衣装ケースに収納することを習慣化させる必要があります。収納スペースにある程度余裕があれば、衣類のスムーズな収納が可能となります。
「収納スペースに余裕を持たせる」といったコツに関しては、衣類だけに言えることではありません。食器や買い置きしている洗剤などについても、収納スペースを固定化し、スペースそのものにある程度余裕を持たせておくことで、収納すること自体をストレスなく行えるようになります。きれいな部屋を維持するためには、誰でもすぐに実践することができるような簡単なコツを知っておくと良いでしょう。