最初のうちはきれいでも外気に含まれているホコリや花粉などによって網戸はすぐに汚れてしまいます。毎日少しずつ汚れが付着していく網戸ですが、頻繁に掃除するのは面倒ですし、小さいお子様がいるご家庭では掃除をする時間がないという人がほとんどです。網戸掃除は年末の大掃除の日にしかやらないという人も多いでしょう。そこで、網戸の汚れを簡単に落とすことができる掃除方法を紹介していきます。コツを掴めば短時間で終えることができるので参考にしてみてください。
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網戸掃除を行う前に知っておきたい豆知識!
網戸は1週間に1回ほどふき取りを行っていれば、それほどひどく汚れることはありません。こまめに汚れを落としておくと掃除の回数を減らすことができます。時間に余裕がなくほとんど掃除をしないというご家庭では汚れが日々蓄積されていくので、効率よく落とすには掃除をする日の天気が非常に重要になってきます。外で行う網戸掃除は天気の良い快晴に実施する人が多いですが、実は曇りの日に行うのがベスト。日差しが強いと水拭きした後にすぐに乾いてしまい汚れが固まって落ちにくくなってしまいます。何度も水拭きしなければならず大変手間がかかるので、網戸掃除は日差しが少なく気温が低めの日に行うようにしましょう。曇りの日は水拭きした部分が乾きにくく汚れに水分がたっぷり吸収されて落ちやすくなります。
網戸掃除はどうやって行うの?なにから始める?
網戸掃除は余分なホコリを徹底的に落とすことから始めます。まず、サッシ部分に溜まった汚れを傷がつかないように柔らかいほうきやはけを使って落としていきましょう。このとき、濡れた雑巾などでサッシを拭いてしまうと汚れが端に溜まってしまい落としづらくなるので、必ず乾いたものを使います。サッシの汚れを落としたら掃除機を使って網戸のホコリを吸い取っていきましょう。網戸がたるまないようにパワーは弱が基本です。掃除機の代わりに網戸掃除専用のワイパーを使っても汚れを落とすことができます。ある程度落ちたら、中性洗剤をたっぷり含ませたスポンジで網戸を洗っていきます。汚れは上から下へと落ちていくので必ず上から洗い始めましょう。網戸が終わったらサッシも忘れずに行います。洗い終わったら雑巾などでしっかりと洗剤をふき取りながら水拭きをして、最後に乾拭きをしたら終了です。乾拭きはマイクロファイバークロスで行うとよりキレイに仕上がります。
網戸掃除に大活躍!揃えておきたいお掃除グッズ
1つ目は網戸専用の洗剤です。お家にある中性洗剤を使っても構わないですが、専用洗剤の中にはスプレータイプのものが販売されています。スプレータイプは網戸に吹きかけてスポンジで拭き取るだけなので非常に簡単です。泡タイプを選べば無駄な液だれを防ぐこともできるので、後の拭き取りも楽に済むため時間短縮にもなります。より短時間で済ませたい人は揃えておきましょう。2つ目はメラミンスポンジ。洗剤不要でおなじみのメラミンスポンジは一般的に台所のツヤ磨きに使用されることが多いですが、網戸の汚れにも抜群の効果を発揮します。水で濡らして拭くだけで汚れが落ちますが、メラミンスポンジは重曹スプレーと併用することでその効果をさらに高めることが可能になります。重曹スプレーは、市販で売られているスプレーボトルに重曹小さじ1、ぬるま湯200ccを入れて混ぜれば完成なのでとっても簡単です。網戸に吹きかけて少し置いてからメラミンスポンジで拭き取れば、力を入れることなく汚れを落とすことができます。最後は網戸だけではなく窓ガラスの掃除にも活躍する新聞紙です。新聞紙は掃除機で網戸のホコリを吸い取るときに反対側にはりつけてから行うと、吸引力を無駄にすることなく隅々まで汚れを吸い取ることができるすぐれもの。窓ガラスの掃除では、丸めて水拭きした後に同じく丸めた新聞紙で乾拭きするとピカピカに。新聞紙のインクには汚れが付きにくくなるワックス効果もあります。網戸と一緒に窓ガラスも掃除するというときは新聞紙を使うのが良いでしょう。
簡単キレイに網戸を掃除するには?便利グッズを活用するのがコツ!
網戸掃除を行うときは水と雑巾だけでキレイにしようとするのではなく、洗剤や掃除機、メラミンスポンジ、重曹などのグッズを使うのがもっとも効率の良い方法となります。メラミンスポンジや重曹はホームセンターなどで安価で手に入れることができますし、家で使っている中性洗剤や掃除機を利用すれば手軽に網戸掃除を行うことができます。新聞紙を使えば網戸だけではなく窓ガラスまで掃除できて一石二鳥です。網戸の掃除に高いものを買う必要はありません。手軽に購入できるグッズを活用して網戸をキレイに保ちましょう。