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おしゃれにもナチュラルにも生活できる福岡県北九州市の住みやすさとは?

理想の家を建てて子育てをしたいと考えている夫婦にとって、安心して子育てができる地域はどこなのか、地域によって異なる制度はあるのかなど、情報収集は欠かせないでしょう。長く、安定した暮らしを続けるためには、大人にとっての住みやすさも重要です。そこで、20代~30代前半の夫婦を対象に、子育てしやすい街・大人が住みやすい街として1位に輝いた、福岡県北九州市の特徴を紹介します。

大地震が起きにくい福岡県北九州市の基本情報

福岡県の最北端にあり、日本海に面している北九州市は、1963年小倉市・門司市・戸畑市・若松市・八幡市の5つの市が合併してできました。県庁所在地、三大都市圏以外では初となる政令指定都市であり、2018年時点における人口は九州地方のなかで福岡市の次に多い95万人です。
北九州市は地震が起きにくいことも特徴として挙げられます。地震や、地震が原因で起こる津波は、大陸プレート境界で発生するといわれています。しかし、北九州市は地震が発生しやすいプレートから外れた地域のため、大地震が起きにくいと言えます。北九州市にも活断層が確認されているものの、地震の発生する確率が低いといわれています。市内、県内の経済に大きな影響を与える地震が起きにくい点は、住む場所としての魅力があると言えるのではないでしょうか。

九州の玄関口!福岡県北九州市の特色

北九州市は日本海に面した九州の玄関口でもあるため、訪れる人も多く街も整備されており、都会的な暮らしができるでしょう。一方、釣りやサーフィンなどを楽しめる自然豊かな面もあり、自然と都会のバランスがよい地域です。そのため、都会的な暮らしを求めたり、自然も大切であったりと、家族のなかで求めるものが異なっていても住みやすいと言えます。また「子育てしやすい街」と「大人が住みやすい街」の、それぞれ1位になっており、住みやすさには定評があることも特徴です。

繁華街は注意!福岡県北九州市の安全性や治安とは?

長く住むためには、安全な地域であるかどうかも非常に重要です。特に、子育てや介護の予定がある場合、北九州市のなかでも治安のよい地域を選ばなければなりません。北九州市は、窃盗犯罪が最も多いものの、粗暴犯罪や凶悪犯罪も起きています。さらに、小倉北区、小倉南区、八幡西区の3区は、ほかの区と比較して犯罪率が高いことが特徴です。夜間の繁華街を歩く場合は、トラブルに巻き込まれないように十分注意しましょう。

福岡県北九州市は交通インフラが充実!

北九州市は、通勤や通学、外出の際に重要な交通インフラが充実している点も魅力です。主要路線は北九州モノレール、JRと日豊線、JRと鹿児島本線、山陽新幹線、JRと日田彦山線であり、鉄道やモノレール、バスといった公共交通機関は整備されています。また、北九州市内の平均通勤通学時間は24.4分と短いため、精神的・体力的な負担が少ないと言えるでしょう。さらに、都市高速道路など自動車専用道路が発達しているため、車での移動も便利です。

さすがは住みたい街NO1!福岡県北九州市の利便性

北九州市は、「2018 年版『住みたい田舎』ベストランキング」の「人口10万以上の大きなまち総合部門・シニア世代部門」で1位を獲得しています。住みたい街に選ばれた大きな理由は、医療機関や救急医療が充実していることと家賃が安いことです。北九州市の住宅は、広さと安さ、駅からの近さの3点が特徴で、地価は東京の10分の1となります。地価が安いのにも関わらず交通インフラが充実しているため、利便性の高い街に安く住めることは魅力です。家を建てて長い間済むのであれば、地価だけではなく物価の安さも重視しなければなりません。北九州市は、都道府県庁所在市と政令指定都市のなかで最も物価が安いことも特徴であり、大人が住みやすいことにつながっていると言えるでしょう。

施設も医療も充実している福岡県北九州市の子育て環境

北九州市は、NPO法人エガリテ大手前の調査によって出された「次世代育成環境ランキング」で、政令指定都市第1位に選ばれた場所です。選ばれた理由としては、出産環境・医療環境が整っていることが挙げられ、24時間365日診療を行う病院や診療所が多数存在しています。保育環境も整っており、1歳の子ども5人に対して保育士1人とするなど、北九州市独自の取り組みも行っているのです。
北九州市の取り組みは出産・医療・保育だけではなく、街のなかに子どもと過ごすための施設を充実させることも挙げられます。市内424カ所にある「赤ちゃんの駅」では、オムツ替えや授乳が可能で、子どもを連れて出かける際にも安心です。さらに「放課後児童クラブ」では、利用希望者全員を受け入れる全児童化も行っています。子どもが遊べる施設は「子育てふれあい交流プラザ」「子どもの館」「親子ふれあいルーム」と呼ばれる大型施設が市内に点在しており、雨の日でも遊べることが魅力です。
JR小倉駅近くにある「子育てふれあい交流プラザ」では、子どもが楽しめるだけではなく親にとっても嬉しい施設となります。たとえば、自宅内で子どもが事故を起こしやすい場所を学ぶ「セーフキッズ」や、無料で利用できるマッサージチェアを完備した「リフレッシュルーム」などです。ほかにも、保育士が子育ての相談に乗る「子育て支援サロンぴあちぇーれ」があり、子育ての負担を軽減してくれるサービスが充実しています。JR黒崎駅近くにある「子どもの館」 でも、子育て勉強会やリズム体操など、親子で楽しめるイベントが開催されています。
さらに、区役所を含めた公共施設には「親子ふれあいルーム」 が開設され、スタッフが子育て相談や講座を行い、子育ての不安を軽減させるための活動を行っていることも、子育てしやすい街に選ばれた理由ではないでしょうか。

福岡県北九州市の土地価格相場

北九州市の土地価格相場は、2018年の段階でおよそ7万3,900円であり、坪単価ではおよそ24万4,000円です。北九州市で最も土地価格が高い場所は小倉北区魚町1-6-16で、1平方メートルあたり66万円、最も低い場所は小倉南区大字道原字野地2004番で1平方メートルあたり115円との価格が出ています。

まつりが多くて楽しい福岡県北九州市の観光スポット

北九州市は、小倉祇園太鼓やわっしょい百万夏まつり、関門海峡花火大会など、観光客も集まる大規模なまつりが多いです。小倉祇園太鼓は、映画「無法松の一生」で有名な太鼓祇園であり、全国でも珍しい両面打ちの太鼓の音を体感できます。わっしょい百万夏まつりは、およそ50チームが踊るYOSAKOIやおよそ1万人が踊って歩く「百万踊り」など、北九州市のまつりを1日で体験できるまつりです。関門海峡花火大会では、関門海峡を挟んだ2つの会場から大玉花火や音楽花火を打ちあげます。2つの会場から競うように打ちあがる花火はテンポもよく、音楽と花火の共演を楽しめるでしょう。
関門橋は、観光スポットとしても有名であり、九州と本州をつなぐ全長1,068mの吊橋のほか、海岸沿いの観潮遊歩道からは船を眺めながらの散策ができることも魅力です。 北九州市には、関門橋以外にも、到津の森公園や河内貯水池といった観光スポットがあります。子ども連れで楽しむのであれば、およそ100種類の動物を観察できる到津の森公園が最適です。動物の自然な姿を観察できるように工夫され、檻の外から眺めるだけではない動物園となっており、子どもも大人も飽きずに過ごせるでしょう。
河内貯水池では、春は桜、秋は紅葉と、季節にごとに異なる自然の美しさを見られる観光スポットです。また、河内貯水池にかかる「南河内橋」は、国の重要文化財にも指定されています。緑豊かな場所にかかる赤い橋は、迫力と美しさを兼ね備えており魅力的です。

自然も都会も両方楽しめる福岡県北九州市

自然と都会の両方を楽しめる北九州市は、利便性が高く子育てもしやすい地域です。子育て支援が充実しており、親子で遊べる施設や、子育てに対する不安を緩和する取り組みも行われています。物価や土地価格も安いため、ほかの地域と比較して経済的な負担が少なく、住みやすいことも魅力です。ファミリー世帯は、北九州市で家を建てることを検討してみてはいかがでしょうか。

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