理想の家で理想の子育てをしたい、そのような願いを胸に、どのような場所に住むべきか検討中である夫婦も多いのではないでしょうか。新たな土地に家を建てるとなった場合、その土地の物価、子育てのしやすさなどさまざまな注目すべきポイントがあります。今回は、日本中の数ある住みやすい場所のなかから、宮崎県宮崎市に焦点を当てます。理想の家で子育てをしたいと考える20代～30代前半の夫婦の方は要チェックです。
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太陽が降り注ぐ街！宮崎県宮崎市の基本情報
宮崎県宮崎市は面積約643.67km2であり、人口約39万8,000人(平成30年時)、世帯数17万9,000人(平成30年時)です。地形としては、市内の北端を流れる一ツ瀬川、中央を流れる大淀川などの大きな川の影響により、広大な宮崎平野が形成されています。黒潮の影響もあり亜熱帯の温暖な気候となっているため、宮崎といえば「南国」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。年間平均気温が17.4度となっていることからもその様子がわかります。最低月平均気温も7.5度であり、最も寒い時期でさえ0度を下回ることはまれです。夏には海からの風が気持ちよく、1年を通して過ごしやすい気候となっています。
子どもがすくすく育つ！宮崎県宮崎市の特色
宮崎市は、子育てについても非常に素晴らしい環境が整っています。まずは通学時間の短さがその魅力として挙げられます。宮崎市は通勤・通学にかかる時間が日本一短い市にも選ばれたことがあり、その点は折り紙つきです。通学手段もバス・電車・自転車と充実しているだけではなく、たとえば小学校に関しては市内に49箇所もあり、徒歩で通える圏内に1つ以上は教育機関がある環境が整っているのです。
通学時間の短さに加え、教育機関のサポートの手厚さもポイントです。中学校や高等学校においては、予備校に通わなくても授業の補助・サポートできる体制が整っています。また、勉強面だけではなくスポーツ面も非常に充実しており、市内にいくつも体育館やスポーツのための広場が設置されています。そのような環境のおかげか、宮崎県は「いい子どもが育つ都道府県ランキング」で2位にもなったことがあるのです。
また、学校以外の時間も、豊かな自然に囲まれて心ゆくまで遊ぶことができます。宮崎県宮崎市は、快晴日数・日照時間が日本でもトップクラスです。そのこともあって、幼いころは川や海、山で遊び自然のなかで育つという子どもも多いです。感性が豊かな子ども時代に自然の素晴らしさを満喫できるのは、子どもに良い影響を与えてくれるはずです。
加えて、物価が安いのも子どもがすくすく育つためには欠かせない条件ではないでしょうか。育ち盛りの子どもは、基本的に非常に食欲旺盛であり食費がどうしても高くなってしまいます。しかし、宮崎県は非常に物価も安く、山あり海ありで食材にも恵まれているため、新鮮で安く美味しい食べ物が手に入るのです。この点も、子どもを育てるうえでは重要なポイントでしょう。
人口の多い宮崎県宮崎市の治安は良い？
治安については、やはり県内でも最も人口が多い地域であるということもあり、宮崎県のなかでは犯罪件数も一番多くなっています。しかし、それでも全都道府県のなかでは屈指の治安の良さであり、大きな事件が起こることもほとんどありません。加えて、市では「安全で安心なまちづくりアドバイザー」を保育所や幼稚園、学校、PTAなどに派遣して、防犯対策に関するアドバイスを行っています。この治安の良さ、防犯意識の高さも、宮崎県宮崎市を住みやすくしている一因でしょう。
電車に飛行機にフェリーに！交通網いろいろ
宮崎県宮崎市の主要路線はJR日南線・JR豊本線・JR宮崎空港線となっており、まっすぐとした海岸線に沿って一直線に線路が伸びています。九州内からのアクセスであれば、この路線を使うのが一般的です。もしくは、九州内の各地に路線バスが出ていますので、それを使って移動することも可能です。
特に、本州など九州以外からのアクセスであれば、飛行機が一般的です。東京や関西からもLCCの飛行機が飛んでおり、比較的安価に宮崎市にアクセスすることができます。加えて、神戸市からはフェリーも出ています。こちらは夜18時ごろに神戸を出発し、朝7時ごろに宮崎市に到着です。基本的に毎日就航しており、前もって予約をしておくことで非常にお得に利用できます。
宮崎県宮崎市の子育て環境は？保育所の数がとにかく多い！
就学するまでの子育てに関するサポートに注目してみましょう。宮崎市は保育所93カ所、認定こども園49カ所、幼稚園26カ所、地域型保育事業8カ所と、子育て支援施設の数が非常に多くなっています。加えて、子育てで困ったときのファミリーサポートセンターや、離乳食教室のもぐもぐランドなど、さまざまな支援サービスがあります。ファミリーサポートセンターは、保育園・幼稚園開始時間前後の子どもの預かりや送り迎え、冠婚葬祭時の子どものサポートを行う施設です。費用も1時間1人あたり600円と非常に安くなっており、子どもを育てる夫婦にとって、万全のサポート体制が整っていると言えます。
運動・文化施設で心身ともに健康で過ごせる
運動・文化施設も充実しています。運動面であれば、運動公園が6カ所、体育館が23カ所、プールが3カ所、武道施設が11カ所と数多くの運動施設があり、その数からもスポーツを推進している様子がみてとれます。スポーツに適した土地であることは、宮崎県宮崎市が長いあいだジャイアンツのキャンプ地であることからもわかるのではないでしょうか。
また、文化ホールや資料館などの文化施設も豊富です。たとえば、市内にある県立図書館は非常に大きく、勉強をする学生や本を読む大人たちで非常に活気があります。神話の生まれた土地であることもあり、歴史について学ぶことができる文化館・資料館がいくつもあります。スポーツでしっかりと健康を維持することができますし、さまざまな興味にこたえるだけの文化的施設が整っているのです。
青い海が眩しい！宮崎県宮崎市の観光スポット
南国の印象が強い宮崎県宮崎市ですが、観光スポットも南国感あふれる場所が多いです。たとえば、青島ビーチがその代表です。宮崎名物でもある地形「鬼の洗濯岩」では、浅い地形が広がっており、水遊びだけではなく海のさまざまな生物を観察することもできます。青島の近くには眺めの良いホテルや旅館がいくつもあり、美しい風景を眺めながらゆったりとした時間を楽しむことも可能です。もちろん、ビーチでは海水浴を楽しんだり、サーフィンなどマリンスポーツも心ゆくまで満喫できたりします。
また、宮崎科学技術館も有名です。宮崎市は文化的施設が多いことも魅力のひとつですが、そのなかでも宮崎科学技術館は特に人気です。充実した展示に加えプラネタリウムもあり、子どもから大人まで1日中楽しむことができます。
そのほか、美しい花々や冬のイルミネーションで有名なフローランテ宮崎なども有名ですし、さらに隣の市まで足を伸ばせば、海に面した洞窟に作られた鵜戸神宮、日本にいながらモアイを見られるサンメッセ日南など、見所が満載です。
宮崎県宮崎市の土地価格相場は？
宮崎市の土地価格も他都道府県に比べ、比較的安価となっています。坪単価は平均19万5,839円となっており、新築の家も建てやすいです。また、賃貸に関しても他県より安くなっています。他県と同じ価格で、より広い家に住むことが可能です。
南国色豊かな宮崎県宮崎市で注文住宅を
宮崎県宮崎市は、南国のような暖かい気候に恵まれた土地であり、物価・地価も安く非常に住みやすい土地であると言えるでしょう。また、子育てに適した土地であることも間違いありません。そのような宮崎市で暮らす、新しく家を立てる際には、より快適な空間の実現のためにも注文住宅がおすすめです。今回の記事を参考にしつつ、宮崎での新生活・新住宅について考えてみませんか。
