北海道へ移住を検討しているなら、札幌市東区はいかがでしょうか。北海道は広大な土地を持ち、のびのびと生活することができますが、季節の節目がはっきりとしていて、特に冬は厳しい寒さが訪れます。環境に対する対策が必要な北海道のなかでも、特に住みやすいといわれているのが札幌市の東区です。今回は、北海道に住みたい人のために、札幌市東区がなぜ住みやすいのかを紹介します。
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大自然と美味しい食べ物が揃う！北海道の魅力
北海道は47都道府県の中で唯一、行政区画が「道」になっている地方公共団体になります。人口は約550万人（2012年3月31日）、道庁所在地は札幌市です。四方を太平洋、オホーツク海、日本海に囲まれ、中部には「北海道の屋根」と呼ばれる天塩山地、北見山地、石狩山地、日高山脈が走っています。道南の一部地域を除けば冷帯湿潤気候で、基本的には気候は低温です。特に、西部地域では雪が多く降ります。夏は短く冬は長いのが、北海道の特徴です。
北海道の中でも住みやすい？札幌について
札幌市は、北海道最大の一級河川「石狩川」を持つ石狩平野の南西部に位置しています。面積は1,121.26平方kmです。大正11年（1922年）8月1日に市制が施行され、その後近隣町村と何度も合併・編入を重ねて今日の市域まで拡大しました。昭和45年（1970年）には人口が100万人を突破し、2年後の昭和47年（1972年）には、政令指定都市へ移行することになったのです。札幌の名の語源は、アイヌ語の「サッ・ポロ・ペッ」（乾いた・大きな・川）とする説や、「サリ・ポロ・ペッ」（その葦原が・広大な・川）とする説が有力です。
札幌市では昭和47年（1972年）、アジア初となる冬季オリンピック（札幌オリンピック）が開催されました。その後も「アジア冬季競技大会」「FIFAワールドカップ」「世界ラリー選手権」など、国際大会が開催されているのです。札幌市自体も「札幌雪まつり」をはじめとする各種イベントや展示会、企業の会議を積極的におこなっており「国際会議観光都市」に指定されています。
札幌市へのアクセスは、北海道外からは航空路の利用が一般的と言えます。札幌の空の玄関口・新千歳空港は、東京の羽田空港と成田空港、名古屋空港や大阪の伊丹空港と関西空港などをはじめ全国各地の空港とつながっているので、県外へのアクセスは良好です。札幌市の気候は日本海型の気候で、夏は涼しくさわやかなのに対し、冬は吹雪などが吹く厳しい寒さになることが特徴と言えます。四季が明確に移り変わるので、季節の訪れや終わりをはっきりと感じられるのも特徴です。
札幌市東区は住みやすい街なの？
昭和30年（1955年）、札幌市に隣接する農村として発展してきた札幌村は、琴似町、篠路村とともに札幌市と合併しました。それ以降、急速に都市化が進んでいき、昭和47年（1972年）、札幌市が政令指定都市に移行したのを機に「東区」が誕生しました。面積は56.97平方km東区の人口は約26万人（2018年6月現在）となっています。東区にはさまざまな見どころがあります。まずは「林檎の碑」です。林檎の碑とは、かの有名な歌人石川啄木が愛した女性である「橘智恵子」の生家があった場所に建てられた石碑のことをいいます。この石碑の近くには「札幌村郷土記念館」があり、東区の歴史や文化について学ぶことが可能です。
赤レンガ造りのユニークな建物が特徴の「サッポロガーデンパーク」も東区にあります。サッポロガーデンパークにはできたてのビールやジンギスカンなど北海道の味を堪能できる「サッポロビール園」や、サッポロビールの歴史を学べる「サッポロビール博物館」などがあります。ビール関連だけでなく、100を超える専門店をそろえる札幌最大のショッピングモール「アリオ札幌」が隣接しているので、大人も子どもも楽しめる一大商業施設なのです。また、東区には「日本ハムファイターズ」を応援している商店街の「ファイターズ通り」があり、賑わいを見せています。さらに、夏には「モエレ沼公園」を会場にした花火大会である「モエレサマーフェスティバル」が開催され、カップルや家族連れなど多くの人が訪れているのです。
東区は地下鉄東豊線があり、各所に駅が設置されているので、移動手段に事欠きません。スーパーも点在しており、普段の買い物も不便に感じることはないでしょう。また、小学校は200校以上、中学校も100校以上と学校が多い傾向にあり、子どもの進路も幅広い選択肢が用意されているのも魅力です。
札幌東区に住むメリットとデメリット
札幌市東区に住むメリットは、土地が広大なため大きい家を作ることが可能な点でしょう。家族で過ごすリビング、子ども部屋、夫婦の寝室など、どの部屋も広々とスペースをとることができるので、のびのびとした生活を送ることができるでしょう。スーパーやコンビニが各所で営業しているので、食料品など生活に必要なものは遠出しなくても手に入るのも強みです。
逆に、デメリットとしては、車を所有していないとどこへ出掛けるにも苦労することが挙げられます。札幌市内の公共交通機関は整っていますが、それ以外の地域に通勤したり旅行したりする場合は、車がないとバスや電車の本数が少ないので、自由に移動するのは困難でしょう。また、そういった理由で北海道に住む人は車を利用する人が多いので、必然的に交通量が多く、道が混雑することもデメリットのひとつです。そして、北海道で暮らすなら覚悟しなければならないのが、寒さです。北海道は本州と比べて冬の寒さが厳しく、日の最低気温がマイナス28.5℃を記録したこともあるのです。もちろん雪が降ることもあり、吹雪で前が見えなくなるような天気になる日も珍しくありません。路面が凍結して車がスリップし、事故に至るケースもあります。夏は過ごしやすい北海道ですが、冬の過ごし方には注意が必要です。
重視するものは何？住む前に考えてみよう
生活するうえで何を重視するかによって、選ぶべき地域が変わってきます。たとえば、バスセンター前から新さっぽろの区間にある白石区や東区は、札幌市内のなかでも家賃が安いことで知られています。ただし、東方面の地域には治安などの問題で一部移住先としては一部向いていない場所もあるので、注意しましょう。南方面には、すすきの、真駒内すすきのなどの繁華街があり、多くの人でにぎわっています。平岸や南平岸（旧霊園前）などは札幌市の中心部へのアクセスが容易なので、ショッピングを楽しみたいときなどに便利です。ただし、平日は学生が多いため、場合によっては騒がしくなったり、道が混雑したりするかもしれません。
土地の値段重視で住む場所を選ぶなら、地下鉄路線の北側か東側が札幌市内でも土地の値段が安い地域になります。自然環境が整った場所に住みたいなら、地下鉄路線の南側の奥（真駒内あたり）か、地下鉄東西線の発寒駅当たりは景観がとても良いので、気持ちよく過ごせるでしょう。治安のよいところを探すなら、地下鉄東西線の西側が家賃相場は高いものの転勤族に人気で、住みやすさや便利さでおすすめの地域となっています。
土地が安い傾向にある北海道！家を建てるなら狙い目
北海道札幌市東区は自然が多いだけではなく、スーパーやドラッグストア、学校や病院など、生活するうえで必要なものはすべてそろっています。家族で長く過ごせる家を建てるなら、大人も子どもものびのびと過ごせる環境が大切です。北海道は土地が安く、なおかつ広い家を建てることが可能なので、まさに注文住宅で新たな住まいを建てるには適した環境と言えるでしょう。注文住宅なら理想の内外装に限りなく近づけられ、日々の暮らしをより快適なものにできるのでおすすめです。
