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食が豊かな新潟県!住みやすさで選ぶならどのエリア?

日本海に面する新潟県は水産業や農業が盛んです。お米や日本酒などの名産品あるいは冬の雪景色など、新潟と聞いたときに浮かぶイメージは人によっていろいろでしょう。そんな新潟にマイホームを持つなら、どのエリアがおすすめなのでしょうか。今回は、これから新潟県に家を建てようとしているファミリー世帯のために、県内で住みやすいエリアを4つ紹介します。

とにかく水と米がおいしい新潟県

新潟県は本州の日本海沿岸のほぼ中央に位置し、北陸地方、関東甲信越地方、そして中部地方に属します。東部には越後山脈や朝日山地があり、西部には妙高山、そして南部には八海山がそびえるなど豊かな自然に囲まれています。また、山々からは信濃川や阿賀野川といった数多くの河川が流れ出しています。川を下った先には越後平野や高田平野といった平野が広がり、豊かな水源のおかげで農業が盛んです。特に有名なのはお米で、作付面積、生産量ともに全国トップクラスを誇ります。新潟県のブランド米「コシヒカリ」といえば美味しいお米の代名詞ともいえるほど有名で、とりわけ魚沼産のコシヒカリは全国的に高い評価を受けています。またお米だけでなく柿や梨といった果物、枝豆やすいかなどの栽培も盛んです。
県内は大きく7つのエリアに分かれています。北部から「村上・新発田エリア」「新潟・阿賀エリア」「弥彦・三条エリア」「長岡・柏崎エリア」「湯沢・魚沼エリア」「妙高・上越エリア」そして「佐渡エリア」です。それぞれ歴史があり、古くから続く伝統や文化があります。例えば新潟・阿賀エリアには江戸時代、ペリーの来航によって世界に開かれた新潟港があり、古くから港町として栄えてきました。また戦国武将、直江兼続のふるさとである南魚沼市のある湯沢・魚沼エリアには多くの史跡が残り、観光業も盛んです。新潟県に住むのなら、実際に足を運んでエリアごとの違いを確認するのもおもしろいでしょう。
新潟県の気候は県内全域が日本海側気候に属しており、日本でも有数の豪雪地帯として知られています。冬には人の身長を超える雪が積もることも珍しくありません。しかし日本海の対馬海流(暖流)のおかげで冬でも気温が下がりにくく、緯度の割には朝晩の冷え込みが少ないのが特徴です。

治安が良くて安心の新潟市西区

県庁所在地のある新潟市、その中でも新潟市西区には住宅街が形成されており、県内でも住みやすいエリアとして知られています。特に上越新幹線や越後線といった鉄道沿線、幹線道路沿いに良好な住宅街があります。このエリアには病院やスーパー、飲食店、量販店などが充実しているため、日常生活の用を足すのに不自由することはないでしょう。また、佐潟公園や運動公園など公園が多いのも子育て世帯にはうれしい特徴です。海沿いへ行けば青山海浜公園もあるので、休日のお出かけに関してはいろいろとプランを立てやすいのではないでしょうか。
また路線バス網が細かく整備されており、新潟市内の中心部に出やすいという特徴もあります。通勤に便利なだけでなく、子どもが進学して区外へ通学することになっても安心です。「コミュニティバス」と呼ばれる西区独自の路線バスネットワークもあり、エリア内の移動に非常に役立ちます。区内には新潟大学のキャンパスがあるなど教育機関も充実しています。新潟大学駅周辺では小学生の登下校時に見守りや地域パトロールも行っているので、安心して子育てができるでしょう。

子育て支援に積極的な長岡市

日本三大花火大会のひとつが開催されることで有名な長岡市。新潟市に次いで県内で2番目に人口が多く「新潟県第二の都市」と呼ばれることもあり、観光業や商工業が盛んなエリアです。江戸時代には「越後長岡藩」として新田開発や物流の活用により発展を遂げました。明治維新の際には戊辰戦争の戦場となったり、第二次世界大戦時には激しい空襲に襲われたり、また地震に見舞われたりとさまざまな災難に遭遇しながらも、そのたびに市民の力で復興を遂げてきました。市内には長岡城址や神社仏閣、震災メモリアルパークなど長岡の歴史を知ることのできる施設が点在しています。子どもと一緒に新潟県や長岡市の歴史を学んでみてはいかがでしょうか。
そんな長岡市には上越新幹線が通っており、長岡駅周辺はショッピングセンターやファミレス・ファーストフードのチェーン店、商業施設が充実しています。市内は路線バスが走り、また道路の整備も進んでいるので自家用車での移動もしやすいでしょう。また、市の運営する「子育てナビ」という子育て支援サイトでは行政に関するサービスについて調べたり、保育所や幼稚園を検索できたりと子育て中のパパやママにうれしい支援がたくさんあります。市が主催する子育て関連のイベントもいろいろあるので、子どもと一緒に楽しみながら子育てができる環境が整っています。

利便性ばっちりの新潟市東区

新潟市東区には新潟空港や新潟港があり、県外へのアクセスがしやすいだけでなく海外へ行く際にもたいへん便利です。大型連休のときなど、家族旅行を考える際にいろいろなプランが立てやすいでしょう。また、区内では路線バスとコミュニティバスが運行されており、新潟市の中心駅であり上越新幹線の終着駅でもある新潟駅へもアクセスしやすくなっています。周辺には商業施設や公共施設も多く、何かと便利に利用することができます。東区は中央区に隣接していることから、市役所やその他の公的機関へも行きやすく利便性のいいエリアといえます。
JR白新線の東新潟駅周辺には病院やスーパー、ドラッグストアといった子育て世帯に欠かせない施設が充実しています。しかし、マンションや市営住宅もある住宅街なので騒がしさはなく、子どもがまだ幼いうちでも落ち着いて子育てができるでしょう。

風情のある街並みが人気の新発田市

新潟県の北部に位置し、新潟市に隣接する新発田市。江戸時代には新発田藩の城下町として栄え、市内には新発田城など当時の様子を知ることができる歴史的建造物が多く残されています。また昭和期には商業都市として発展し、その象徴ともいえる旧公設鮮魚市場や各商店街が残されており、風情のある街並みを形成しています。新発田市の魅力はそれだけではありません。「美肌の湯」として全国的に有名な月岡温泉があったり、国の天然記念物に指定されている橡平(とちだいら)桜樹林があったりと自然も豊かで、子育てをのびのびとできる環境があります。
また、市外からの移住者にうれしいU・Iターン支援策が充実しています。たとえば市外から新発田市に移住し、新築住宅を取得する場合には最大で180万円の補助金が出ます。ほかにも、市内での就職に関する相談にのってもらえたり、奨学金返還支援金が支給されたり、移住者の状況に応じてさまざまなサポートが用意されています。新たにマイホームを建てる人にとっては検討に値するエリアといえるでしょう。

子どもの食育を考えるなら新潟県

子育て支援が充実していたり、市外からの移住者に手厚いサポートがあったり、新潟県内にはこれから家を建てようという子育て世代にうれしい環境が整っています。新潟大学や新潟県立大学をはじめ教育機関も充実していて、県内にはあちこちに歴史的建造物や歴史博物館、美術館などが点在しています。休日などに子どもと一緒に学習の機会を設けてみるのもいいでしょう。
また、米どころとして知られる新潟県は自然が豊かで、お米や水、さまざまな名産品がそろっています。日本海に面しているので海産物も安価で手に入りやすく、毎日の食卓を美味しく彩ってくれます。県内では農水産業が盛んなので、幼いうちから「食」について触れる機会も多くなります。子どもの食育を考えるなら、新潟県はぴったりのエリアといえるのではないでしょうか。

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