夢のマイホームだからこそ、どんなつくりにするかこだわりを持って一つひとつ決めていきたいものです。シンプルに暮らすことを目指しているのであれば、1LDKを上手にレイアウトしながら、お気に入りのマイホームづくりを目指してみるのも一つの方法です。
パターン色々!1LDKのレイアウトの種類
1LDKとなると、どれも似たり寄ったりだと思っている人もいるかもしれません。しかし、日当たりや動線を考えながら暮らしやすくレイアウトできます。たとえばキッチンとリビングを日当たりの良い南向きにして、もう一部屋を北向きにすれば、ゆっくりと眠れる環境にできるでしょう。朝日が差し込む東に寝室をつくり、西側をキッチンとリビングにすれば、一日中太陽の光が当たる明るい家になります。また、玄関を入ってすぐの場所をキッチンとリビングにして奥にもう一部屋設ければ、入口からはプライベート空間が見えないつくりにできるでしょう。
部屋とLDKとの繋がりはどうする?
部屋とLDKの繋がりを工夫することで、空間を広く明るく見せる効果が期待できます。スライドドアやアコーディオンカーテンで部屋を区切れば、来客時などにキッチンなど生活感の出るゾーンを隠せます。子どもが小さいうちは広い一部屋として使い、成長に合わせて区切れば個室にすることもできます。家全体に太陽の光が行き届くように、スライドドアをすりガラスにするのもひとつの方法です。なお正方形に近い家にするか縦長に部屋の繋がりを設けるかは、生活の動線を意識して決める必要があります。空間を分けたい人には、玄関を挟んで左右にキッチンとリビング・寝室をレイアウトするのもおすすめです。家族の要望に合わせて部屋とLDKの繋がりを変えられるようにしておくと、いつでも快適に過ごせるマイホームになります。
1LDKの収納はここに作る!
1LDKにすると収納が少なくなるのではないかと心配になる人もいますが、デッドスペースを上手く使えば収納力抜群の家になります。無駄の少ない部屋を目指すなら、玄関クロークを広くしてリビング・バスルームの収納を作り付けにするのがおすすめです。キッチンは昇降式のウォールキャビネットにすると、たくさんのキッチングッズをすっきり収納できます。高い場所に収納スペースがあると、女性や高齢者にとっては不便になってしまうため、手軽に物を取り出せる工夫が大切です。また床下収納をつくれば、非常食やシーズンオフのアイテムをしまう場所にも困りません。1LDKはシンプルな間取りが魅力なので、収入スペースはできるだけ目立たないように設置するのがポイントです。注文住宅なら、使い勝手が良く好みに合う収納スペースを選ぶことができます。
1LDKはレイアウトで楽しめる!
廊下があるタイプの1LDKなら、部屋を完全に仕切ることができます。子ども部屋やプライベートルームとして区切ることができ、ライフスタイルに合わせてレイアウトを考えられます。たとえば小さい子どもと一緒に暮らすのなら、目が行き届きやすいようあえて部屋を区切らないのもひとつの方法です。1LDKのマイホームを建てるときには、建築実例を参考にしながら快適な住まいを目指しましょう。注文住宅なら、自分たちの要望を取り入れたオリジナルのレイアウトを実現できます。施工経験の豊富な住宅会社なら、ニーズに合ったマイホームを建てられるでしょう。すっきりとした快適な我が家を手に入れるためにも、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。