赤ちゃんが生まれると、おもちゃや絵本など、成長とともにアイテムがどんどん増えていくことでしょう。どれも成長には欠かせないため、一定期間は収納しておく必要があります。しかし、赤ちゃんは思わぬところで怪我をしてしまうことがあるので、収納の際にも注意や工夫が必要です。今回は、赤ちゃんにとって安全な収納の方法についてご紹介します。
赤ちゃんも安心安全!クラフト素材の収納
赤ちゃんの豊富なアイテムを収納しておくためには、ある程度収納力があることは大きなポイントとなります。そして、容量に加えて、収納に使う用品は、赤ちゃんにとって安心で安全なものである必要があります。
市販されている収納ボックスや収納ケースには、さまざまな素材が使われています。プラスチックや自然素材のものなど、ありとあらゆるものが市販されています。
例えば、丈夫だけれど柔らかく軽いクラフト素材の収納なら、赤ちゃんも大人も安心安全です。クラフトパルプとは木材などを原料とし、クラフト法で製造した化学パルプを指しています。クラフト素材を用いた収納用品は褐色のものが多いといったイメージが持たれがちですが、実際にはデザインやサイズが豊富に取り揃えられています。部屋の雰囲気や収納する物の量に応じて収納用品を選択することができる点も、クラフト素材の収納用品のメリットです。また、クラフト素材という性質の特性から、使わないときはたたんでコンパクトに収納できるといったことも大きな魅力と言えるでしょう。
布でつくられたやわらか収納も赤ちゃんにおすすめ
赤ちゃんの成長に伴って、行動範囲もどんどん広がっていきます。ハイハイからはじまって、自分の力で歩くことができるようになると、興味を持つものの対象もぐっと広がります。さらに、赤ちゃんがさまざまなものを舐めるという行為は成長にとって必要不可欠とされているため、赤ちゃんが手にする可能性があるものについて安全な素材が使われているということはとても大切なことです。
収納用品は、布でできたやわらかい素材のものもおすすめです。布製の収納ボックスやバスケットなどが市販されており、目的に応じたサイズのものを選ぶようにすると良いでしょう。布製の収納用品については、やわらかいという素材の特性のため、重ねて収納することは難しいといった側面があります。しかし、赤ちゃんへの影響を考えると、素材としては安心安全であるといったことがメリットであると言えるでしょう。布製の収納用品は、赤ちゃんが万一舐めてしまった場合でも水洗いができ、繰り返し使用ができます。
ケガ防止の効果も!フロアマットにも気を配ろう
収納ボックスには赤ちゃんのおもちゃばかりでなく、衣類やバッグなどさまざまなものを収納するでしょう。しかし、収納ボックスをあまり高く積み上げることはおすすめではありません。収納ボックスが倒れてしまうと、大きな事故につながる危険性があります。また、赤ちゃんの誤飲を防ぐためにも、ボタン電池や薬、タバコ、画鋲などは、赤ちゃんの手が絶対に届かない場所へ置いておくようにしましょう。
そして、ケガを防止するためにも、収納ボックスを置いてある場所にはフロアマットなどを敷くようにすると良いでしょう。赤ちゃんが収納用品に手を伸ばして転倒した場合でも、フロアマットが敷いてあれば、ケガを防ぐことができます。
収納ボックスや収納ケースなどを使って収納したら、定期的に見直し、必要に応じて処分することも大切です。もし収納できずにモノで溢れてしまっては、赤ちゃんにとって危険に繋がりかねません。家族みんなが快適な部屋をつくれるように、収納を工夫してみましょう。