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豊富な水に恵まれている!熊本県八代市の住みやすさとは

熊本県八代市は、県の中央部から南部に位置しています。不知火海(八代海)に面した西部から、東部は宮崎県の県境まで、広い面積を有する自治体です。沿岸の市街地付近には、九州新幹線の新八代駅があるほか、日本三大急流のひとつである球磨川も流れています。畳の原料である「い草」の生産量が日本一であることでも知られ、その生産量は国産の約8割を占める地域です。ここでは、自然が豊かで特産品も多いことで知られる八代市の住みやすさについて紹介していきます。

どんな所が魅力?熊本県とは

熊本県は九州地方の中央部に位置し、東西に143キロメートル、南北に127キロメートルの距離があります。面積は約7,405平方キロメートルで、全国の都道府県で15位の広さです。人口は約179万4,200人です。県の北部は福岡県、東部は大分県と宮崎県、南部は鹿児島県と接しており、西武は有明海と八代海に面しています。
県内を見ると、平野が広がる北西部には県都の熊本市があり、人口面でも産業面でも県の中心的な地域です。九州山地が横たわる東部には、阿蘇山などの自然が広がっています。西部には宇土半島があり、そこから天草諸島へと続いています。また、この付近はリアス式海岸としても知られている地域です。県内は県北・県央・県南の3つに分けられ、そこから11の地域に区分されています。また、県内には14市23町8村の合計45の自治体があります。
気候は太平洋側気候に属しており、全般的に温暖です。しかし、北西部や南部にある盆地の影響もあり、冬と夏では寒暖の差が激しく、冬場には緯度の割に寒いことで知られています。

熊本県の魅力といえば大自然!

熊本県には、国立公園と国定公園がそれぞれ2カ所ずつ、県立自然公園は7カ所あります。世界最大級のカルデラを持つ雄大な阿蘇山と九重火山群から成る「阿蘇くじゅう国立公園」は、そのなかでも最も面積が大きな公園です。阿蘇山のほかには、菊池渓谷や白川水源も観光スポットとして知られ、ともに名水100選に選ばれています。
そして、熊本県には天草諸島など、有人島18を含めて178の島が存在します。そのなかで最も大きな島は「天草下島」で、面積は約574平方メートルあり、その大きさは全国で6位です。天草は、戦国時代にキリシタン大名である小西行長の領地になったこともあり、長崎にも近いことからキリシタンの数も多く、かつては「キリシタンの島」として知られていました。その当時の建造物も残り、雰囲気を味わうことができます。また、この近辺はイルカウォッチングを楽しめることでも知られています。
また、県内には54カ所の温泉地があり、古湯も多くあります。なかでも人気を集めているのが「黒川温泉」です。江戸中期に開湯されたこの温泉は、標高が1,787メートルある久住山西麓の谷間に沸いています。田の原川沿いに風情あるたたずまいの旅館が点在し、温泉手形や自然を取り入れた露天風呂や洞窟風呂などが特徴になっています。

熊本県八代市ってどんな所?

熊本県八代市は、県の南部に位置しており、人口は県都熊本市に次いで2番目に多い都市です。熊本県八代市の花は桜、市の木は「晩白柚(ばんぺいゆ)」、市の鳥はかわせみが制定されています。なかでも晩白柚は日本最大の柑橘類として知られ、この地方が唯一の産地で、市の特産品になっています。そのほか、柚子やトマトも市で生産に力を入れている名産品です。
観光地としては、せんだん轟の滝や梅の木轟公園吊橋・樅木の吊橋などが、自然を生かした名所として知られます。そのほか、松浜軒や五家荘・八代城跡も人気の名所です。子ども連れや家族での行楽、デートのほか、夏場の避暑地として人気のスポットが豊富です。また、毎年11月には八代神社で「妙見祭」がおこなわれます。この祭りは、長崎くんち・博多祇園山笠と並ぶ九州三大祭です。そして、秋には「やつしろ全国花火競技大会」もおこなわれ、毎年数十万人の観光客が集まります。
八代市内には、保育園や幼稚園が58カ所程度あります。ほとんどが沿岸の平野部に位置していますが、山間部にも数カ所あります。また、24の小学校と2つの分校があり、中学校は市立中学校が15校、県立中学校が1校です。土地の価格は2004年にピークを迎えましたが、人口の減少と共に緩やかに減少傾向となっています。

熊本県八代市に住むメリットとは

八代市は、河口のある球磨川をはじめ、山や高原など、自然の多い地域です。10万人を超える人口を持ちながら、その広い面積には景勝地も多くあります。そのため、リラックスの場を求めて苦労することはないでしょう。
物価の面でも比較的安く、特産品も多くあって食糧も豊富です。ほかの都市部に比べて生活費を安く抑えることが可能で、その分だけ余暇を楽しむなどの使い方ができます。また、町も静かで過ごしやすく、近隣住民との交流も程良くされています。
交通渋滞も、一部の市街地を除いては無縁であり、車での移動にもストレスはかかりません。車で遠出をする際にも、九州自動車道では八代インター、南九州西回り自動車道では八代南インターと日奈久インターがあり、便利に移動できます。また、鉄道はJRの九州新幹線・鹿児島本線・肥薩線、肥薩おれんじ鉄道線が通っています。新八代駅・八代駅の周辺は特に便利な地域で、市内では利用頻度の高い駅です。
八代市の自然の多さは、子育てにも良い影響を与えてくれます。自然を活かした公園も各所にあり、子どもが自然と触れ合いながら成長する場を作り出しています。また、静かな環境の中にある住宅地では、周囲から声をかけてもらえることも多いので、安心して子育てができる地域と言えるでしょう。

お店が少ないかも!熊本県八代市に住むデメリット

八代市には、商店街と商業施設が2つずつあります。しかし、商業施設はともに沿岸部にあるため、市街地の限られた人以外にとっては利用しづらくなっています。日頃買い物をする場所が少ない点は、日常生活において不便を感じることもあるでしょう。
また、街灯が少ない点も指摘されています。大通りから道路を1本入ると、日没以降には子どもを1人で歩かせられないという声もあります。安全面だけでなく、防犯面からも、今後の対策が待たれるところです。
コンビニなどの少なさも、不便を感じる点として挙げられます。沿岸部の市街地を除き、その数はかなり少ない状況です。ちょっとした買い出しなどにも車で、しかもそれなりの所要時間を必要とする地域も多くあります。
秋におこなわれる「やつしろ全国花火競技大会」は八代市の大きな観光イベントです。多くの見物客が訪れますが、近隣住民から見ると、当日の渋滞や周辺の混雑は早めに予想をし、対策をしておく必要性が生まれます。

熊本県八代市に移住するなら!住宅について考えよう

熊本県八代市では、豊かな自然に囲まれながら、静かに暮らすことができます。住みやすさを考えた際に、かなり魅力的な条件と言えるでしょう。さらに、八代市は移住支援もおこなっているため、移住や定住をする際にも安心です。
もしも移住を考えるのであれば、住む家についても考えておかなければいけません。まずは一軒家か集合住宅の選択で迷うところですが、八代市であれば、比較的低価格で一軒家に住むことも可能です。そして、その一軒家のなかでも、自分の思い描いた理想の家に住むことができる注文住宅をおすすめします。
注文住宅は、自由に設計することができます。その反面、利便性について考えずに設計して、住み始めてから後悔するのではないかという不安の声もあります。しかし、事前にポイントを押さえておけば、その心配もいりません。八代市の魅力にあふれる環境のなかで、理想の我が家を手に入れることができれば、きっと将来に渡ってすてきな生活を送ることができるでしょう。

熊本県八代市で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

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