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住みやすさを大切にするファミリー世帯におすすめ!福島県でお気に入りのエリアを見つけよう

東北地方の最南端に位置する福島県は、面積が大変広いため、それぞれのエリアで違った特徴を持つことで知られています。エリアによって気候や街並みが大きく変わる福島県なら、ファミリー世帯が暮らしやすい土地を見つけることができそうです。ここでは、福島県のなかでも子育て中のファミリー世帯におすすめのエリアについて、4つ紹介します。

3つのエリアにわかれる福島県

福島県は、東北地方と関東地方の境に位置する広大な県です。全国第3位の面積を持ち、「浜通り」「中通り」「会津地方」という3つのエリアに分けられます。各エリアは、奥羽山脈と阿武隈高地に挟まれているため、気候に大きな違いがみられます。「浜通り」は、阿武隈高原より東側の太平洋に面したエリアです。温暖な気候が特徴的で、過ごしやすい土地となっています。奥羽山脈より西側のエリアが「会津地方」です。豪雪地帯として知られ、温泉が多く点在します。そして、奥羽山脈と阿武隈高地に挟まれたエリアが「中通り」です。東北新幹線が縦断する交通の要所となっており、県人口の半数以上が集中しています。
福島県は、東日本大震災で大変な被害に見舞われましたが、復興に向けてさまざまな取り組みを進めています。なかでも、2012年度から全市町村で18歳以下の医療費が無料化されたことは、大きなニュースとなりました。全国各地の自治体が、医療費の無料制度を実施しているものの、未就学児や義務教育期間を対象とするケースがほとんどです。全国的にみても、福島県は子どもの医療費でとくに手厚いサポートが受けられる自治体のひとつなのです。子育て世代にとっては、大変魅力のあるポイントではないでしょうか。
また、2018年からは「多世代同居・近居推進事業」がスタートしました。これは、多世代(三世代以上)の同居や近居への支援事業で、住宅取得にかかる費用の一部について補助金が支給される制度です。補助金の額は、「補助基本額50万円+子ども加算額10万円×人数分(4人まで)+県外移住世帯加算額20万円」という式で計算します。この式で求めた金額と住宅取得費の2分の1を比較して、低い方の金額が支給されるしくみです。つまり、最大で110万円が受け取れることになります。子育て世代は、同時に親の介護も気になってくる年代です。子育てのサポートを親世帯に依頼したい場合や、高齢の親が心配だという人には、うってつけの制度といえるでしょう。

交通の要所!郡山市

「中通り」に位置する郡山市は、県内で最も早い1997年に中核市に指定された、県内経済の中心地です。いわき市と並んで人口が多く、2018年時点で33万人を超えています。なかでも、郡山駅構内と駅周辺がとくににぎわっており、利便性が非常に高いのが特徴です。東北新幹線や東北自動車道が通っていることや、福島空港へのアクセスが良いことなどから、「陸の港」とも称されます。「浜通り」最大の都市であるいわき市と磐越自動車道でつながっており、常磐自動車道への中継地点としても利用されています。一方、西に奥羽山脈、東に阿武隈高地を望み、猪苗代湖にも面する自然豊かな土地でもあります。市域は安住平野と郡山盆地にかけて広がっていますが、盆地型気候ではなく、湿度も低めで過ごしやすいのが魅力です。
郡山市は、子育てのしやすい街でもあります。「ニコニコこども館」という愛称で親しまれる「郡山市こども総合支援センター」は、郡山市が運営する子育て支援の拠点施設です。この施設では、子育て支援や女性相談などといった、子育て世帯のニーズが高いサービスをワンストップで受けられます。また、経済都市ならではの豊富な財源を活かし、教育支援にも力を入れています。郡山市は、これまでも先進的な取り組みを数多く実施してきました。2000年には全国に先がけて校内LANを整備するなど、教育へのICT活用におけるパイオニア的存在として知られているのです。さらに、2015年からは、全市立小中学校にタブレット端末を配備しています。子どもに先進的な教育を受けさせたいなら、郡山市がおすすめです。

東北なのに温暖ないわき市

「浜通り」エリアで最も人口が多いのがいわき市です。福島県の最南端に位置し、茨城県と接しています。首都圏からもさほど遠くなく、JR常磐線なら2時間強、常磐自動車道でも3時間で東京まで行くことができます。太平洋に面した長い海岸線を持ち、複数の海水浴場や漁港を抱えています。日常的に新鮮な魚介類を楽しめるのは、大きな魅力です。非常に温暖な気候で、東北地方としては雪が少なく、住みやすい土地柄です。広大な面積を誇り、2000年に実施された「平成の大合併」までは、全国で最も面積の広い市として知られていました。そのぶん移動に車は必須ですが、スーパーなどの大型ショップや飲食店、コンビニなどが豊富で、買い物に困ることはありません。リゾート施設も多く、なかでも「スパリゾートハワイアンズ」は全国的に知られています。
東日本大震災ののち、被災した人の多くがいわき市に流入しました。福島県全体の人口が減るなか、いわき市の人口は増加傾向にあります。2018年時点で人口は34万人強となり、県内第1位です。気候が温暖なことと、原発から距離が離れていることが、人気の背景にあるのでしょう。東北地方に分類されているものの、阿武隈高地と太平洋に囲まれた土地であることから、歴史的にも茨城県との関係が深く、方言や習慣も茨城県に近いという特徴がみられます。

交通量が少ないので子どもも安心の福島市

福島県の最北に位置する福島市は「中通り」にあり、北側で宮城県と山形県に接します。郡山市のちょうど北側にあたり、東北新幹線や山形新幹線、東北自動車道が通る交通の要所です。また、県庁所在地として行政の中心にもなっています。福島盆地の南部に位置し、盆地特有の気候を持ちます。農業が盛んで、田舎の風景を残す都市といった風情です。とくに、桃や梨などの果樹栽培が盛んで「くだもの王国」とも称されます。道路沿いにズラリと果樹園が並ぶさまは壮観で、ピーチラインと呼ばれて親しまれています。非常に自然豊かなエリアで水がおいしく、ハイキングや登山などの行楽を気軽に楽しむことができそうです。公園が多いほか、飯坂温泉や高湯温泉、土湯温泉などといった全国的に有名な温泉地からも近く、リフレッシュしやすいのも魅力です。交通量が少ないため子どもにとっては交通事故のリスクが低く、のびのびとした子育てができるでしょう。

城下町でのんびり子育て会津若松市

会津若松市は「会津地方」の中心都市です。江戸時代に会津藩の城下町として栄えたことで知られ、白虎隊士の墓がある飯盛山や若松城をはじめとして、歴史上の史跡や観光資源が豊富です。市の中心部にはレトロな景観を色濃く残す城下町があり、これを挟むように北側に田園地帯、南側に山里地帯を抱え、東側は猪苗代湖に面しています。自然の宝庫であり、ほどよい田舎暮らしが楽しめるエリアです。移動にはマイカーが便利ですが、城下町内はバスが充実しています。市街地には新興住宅地が広がり、大型スーパーや飲食店が数多く建ち並んでいるため、買い物には不自由しません。ただし、豪雪地帯にあたることから、冬場の雪に対する備えは必須です。のんびりとした雰囲気の土地柄なので、子育て世帯も暮らしやすいのではないでしょうか。

東北交通の大動脈福島の空の玄関 須賀川市

須賀川市は、福島県の中央から南寄りに位置し、県内で「中通り」と称する地域にあります。人口は約8万人(2018年4月時点)ほどです。東北自動車道須賀川ICや国道4号線、JR東北本線など、東北地方における交通の大動脈が通っている要所になっています。また、福島空港が北海道や大阪に直結しているので、遠くの地域へのアクセスも良好です。中核市に指定されている郡山市への交通の便も整っています。2011年の東日本大震災で、農業ダムが決壊して犠牲者が出るなど、大きな被害を受けました。しかし、着々と復興へ向かっています。
須賀川市では県内最大規模の花火大会である「釈迦堂川花火大会」や日本三大火祭りである「松明あかし」など、豊富なイベントが毎年開催されているのです。須賀川市では、ウルトラマンやゴジラなどの特撮映画を手掛けた「円谷英二さん」の生まれ故郷ということもあって、ウルトラマンで街おこしが行われています。ウルトラマンに関するイベントが開催されているので、子どもと一緒に楽しむことができるでしょう。

交通の便の良さで独自路線を行く西郷村

西郷村は、福島県南部にある自治体で、村名は「にしごう」と読みます。人口は全国の村の中でも比較的多い2万人ほど(2018年4月時点)です。交通の便が良いことから、大型の商業施設(イオンショッピングセンター)や工場(オリンパスや三菱製紙など)などが立ち並んでいます。JRAの場外馬券売り場も設置されていることなどから、財政状況が悪くない村といえるでしょう。東北新幹線「新白河駅」や東北自動車道「白川IC」からアクセスすることが可能となっています。
西郷村には「グランデックス那須西郷ベース」があり、ラフティングやマウンテンバイク、ロッククライミングなど、自然の中で楽しめるアクティビティが充実しています。また、100%源泉かけ流しの「甲子温泉・新甲子温泉」があるので、家族で楽しんだり、リラックスしたりできる環境が整っています。

雄大な太平洋と暮らす街南相馬市

南相馬市は、福島県の「浜通り」北部に位置する自治体で、太平洋に面しています。2011年に発生した東日本大震災では、大津波で甚大な被害を出しただけでなく、メルトダウン事故が発生した福島第一原発から20キロメートル圏内の「警戒区域」にかかりました。2016年に避難指示が解除され、海外堤防の整備も進んでいます。人口は約5万人(2017年10月時点)です。南相馬市の交通網としては、JR常磐線・常磐自動車道・国道6号線などです。南相馬市は福島市とも近いので、ベッドタウンを活用することも可能となっています。
また、南相馬市への移住を検討している人に向けて、お試しで当市での暮らしを体験できる「おためしハウス」や、「農家民宿」が用意されています。そのため、実際の暮らしを経験して移住計画を立てることができます。南相馬市は、甲冑を着た武士が馬に乗って練り歩く「相馬野馬追」や、北泉海岸でのサーフィンイベントなど、イベントが豊富です。「多珂うどん」など名物も多いので、生活するうえで楽しみに事欠くことはないでしょう。

福島県の建築実例

建築実例1. どのお部屋にも光が入る明るいお家

福島県の建築実例1女性がお住みになるお家なので、収納はしっかりと設けさせていただきました。
また、南向きで日当たりがとても良いお土地でしたので、どのお部屋にも光が入る間取りになっております。
クロスは白を基調に緑のアクセントクロス、日当たりのいいお土地と相まって、とても明るいリビングになりました。

詳細情報:福島県の建築実例「どのお部屋にも光が入る明るいお家」

建築実例2. 介護、介助を考えつくしたお家

福島県の建築実例2車いすの使用を考えた動線。介護施設顔負けの広々トイレ。車いすのまま使える洗面台。

詳細情報:福島県の建築実例「介護、介助を考えつくしたお家」

建築実例3. こだわりの詰まった家

福島県の建築実例3お施主様のこだわりがたくさん詰まった素敵なお家です!

詳細情報:福島県の建築実例「こだわりの詰まった家」

バラエティ豊かな福島県の居住エリア

マイホームを注文住宅で建てるなら、土地選びは大変重要です。長く住み続けることになるため、子育て環境はもちろんのこと、将来にわたって住みやすい土地を探したいものです。福島県は、大自然が広がる土地に都市エリアが点在しているという特徴があり、エリアによって気候風土が非常に異なります。マイホームに求めるものは世帯によってそれぞれ違いますが、多面性を持つ福島県ならさまざまなニーズにこたえることができるでしょう。バラエティ豊かな福島県で、家族にあった土地を見つけてみませんか。

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