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持ち家vs賃貸どっちがいいの?永遠のテーマを掘り下げます!

住環境に関心のある方ならば「持ち家か賃貸か」というテーマは非常に大きく悩むところでしょう。月々の支払額はどちらがお得か、自分たちのライフスタイルを貫くにはどちらが適しているのかなど、さまざまな観点から持ち家と賃貸のどちらがいいか分析していきましょう。

 

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マンションを賃貸する場合には月々管理費を含めた家賃を支払わなければなりません。全国賃貸管理ビジネス協会によると、1部屋借りるときの家賃相場は4万9,040円です(2017年4月時点)。ただ、住む地域によって家賃は大きく異なっており、東京都では6万7,706円が相場となるのに対し、群馬県では3万8,749円が相場となります。
一方、持ち家の場合にはローン返済のために月々お金を支払う必要があります。たとえば3,500万円を金利1.47%で借りたとすると総額4,494万円ほどかかり、月々11万円ほど返済することになります(実際には住宅ローン控除によって支払総額はもう少し安くなります)。さらに固定資産税などの税金も月々支払う必要があります。
この例では賃貸のほうが月々の支払総額が安くなりましたが、もちろん住む家のランクによっても支払額は変わってきます。どちらがお得かを一概には断定できないのが実情です。

 

子どもが生まれると同時に持ち家の購入を検討し始める人も多いのではないでしょうか。賃貸物件を子どもたちが汚してしまわないか、子どもたちが元気に遊びまわる声が響いてしまわないかと何かと不安になりますよね。賃貸物件は総じて壁が薄いことが多いため、「静かにしなさい」と子どもたちに口うるさく注意してしまう人もいるでしょう。これに対し、持ち家であれば賃貸物件ほど人の目を気にする必要はなくなります。DIYによって壁の一部を黒板塗料で塗れば子どもたちが自由に落書きできるスペースができ上がります。このように自由に改築できるのも持ち家ならではの魅力です。このような理由から、子どもたちにとって過ごしやすいのは持ち家だといえるでしょう。

 

自分たちの思い描くような建物を手に入れられて嬉しいのは子どもだけではありません。大人たちにとっても理想のマイホームを手に入れることは夢ではないでしょうか。
たとえば車好きな人ならばガレージを広めに設けて、車の手入れをしやすくすることもできます。料理好きな人ならばシステムキッチン、映画好きな人ならばオーディオルームなど、予算の制約はあるものの趣味に応じて好きな住環境を整えることができるでしょう。
たしかに、賃貸であってもデザイナーズマンションやコンセプト型賃貸住宅など趣味を優先した物件を探すことはできます。しかし、その数は少なく、家賃も高い傾向にあるので、職場の近くなどで好みの物件を探すことは難しいでしょう。

 

賃貸の場合、年代ごとに変わりゆくライフスタイルに応じて住む物件を変更できるのがメリットです。若い頃には多少狭くても家賃の安い家に住み、子どもが生まれたら子供部屋もある広めの物件へ、子どもが巣立った後にはバリアフリーの整った家を借りるのも1つの方法です。これに対して、持ち家の場合、一度購入すると長期間住み続けることが想定されますので、ライフスタイルをある程度確立してから購入したほうが良いでしょう。もっとも、毎月リフォーム代を積み立てていけば、持ち家でもライフスタイルを変える度に自分たちが過ごしやすいように住環境を変えることができます。賃貸ならばその度に住所を変えなければならないのに対し、持ち家であれば同じ地に住み続けることができるのも嬉しい点です。引っ越し代やそのためにかける労力を考慮すると、自分たちに合ったライフスタイルを貫くためにも持ち家のほうがお得と言えるでしょう。

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