家を建てるのは、一般的に大きな決断です。1軒の家を建てるためには高額な費用が必要ですし、それだけの費用をかけた家にはできるだけ長く大切に住みたいものです。同じ費用をかけるのであれば、できるだけ自分たちの希望に沿ったものにしたいですよね。しかし、長く住むのであれば住む場所にもこだわりたいものです。そこで、この記事ではその住みやすさに注目し、千葉県木更津市について詳しく紹介します。

 

大型ショッピングモールとアウトレット

住むときに考えるべきポイントの1つに、ショッピングエリアが近くにあるかという点があります。特に必要となるのは、普段から気軽に行けるようなスーパーマーケットやコンビニエンスストア、日用雑貨などを購入できる店です。木更津市内には昔ながらの商店街があり、たとえば「富士見通り」や「みまち通り」という場所があります。これらは昔で言うならば銀座通りのようなもので、普段は静かで落ち着いた商店街です。昔ながらの店があるので、スーパーマーケット以外にも行きつけを作っておくと便利でしょう。

木更津市といえば、「三井アウトレットパーク木更津」があります。ペットを連れて入店できる店もありますし、外食をするのにぴったりな店もたくさん入っています。国内・国外の有名ブランド品・ファッション・スポーツグッズなどもリーズナブルな価格で購入できるため、誰かへ贈り物をしたいときにも役立つでしょう。また木更津市には、大型ショッピングモールもいくつもあるため、便利です。「イオンモール木更津」は子どもと一緒に出かけても楽しめます。食品はもちろん、日用雑貨なども手に入りやすいです。

さらに、新鮮な野菜を入手したい人におすすめなのが「道の駅 木更津うまくたの里」です。こちらは、地元でも大人気の施設。木更津の特産、新鮮な野菜の直売などもあり、農園レストランもあります。このように、木更津市は買い物に便利な点が大きなポイントです。

 

車での移動が便利な街

木更津市は、車で移動するのが便利な街です。理由として、国道も市道・県道も一般的な道路がきちんと整備されていることがあります。しかも、道路の幅自体も広めにとってあるため、車同士のすれ違いの際に起きやすい問題も気にせずに済みます。

そして、車で出かける場合に気になるのが駐車場料金。木更津市は、スーパーや病院などの駐車場が基本的に無料で利用できます。どこの店でも無料の駐車場があるのが基本なので、どこへ出かけるにも車が使えるのがメリットです。道幅が広くとられていることと同様に、駐車場の1台あたりのスペースにも余裕をもたせており、ゆったりと駐車できます。子ども連れで出かけるときや買い物の荷物がたくさんあったときにも、車に出し入れしやすいです。

また「アクアライン」を利用すれば、市内だけではなく、気軽に都内・神奈川県横浜市まで足をのばすこともできる立地となっています。アクアラインの中心にある人工の島には「海ほたるパーキングエリア」もあり、こちらは人気の観光スポットです。神奈川に出かけるついでに立ち寄ってみるのがおすすめです。このパーキングエリアには足湯があるので、出かけた帰りに寄って、足の疲れを癒やしてから帰ることもできます。

 

自然の中で子供を遊ばせやすい

木更津市は首都圏ですが、自然が適度に残っているのが魅力です。車で少し行けば海も山もあり、市内には大きな公園もいくつかあります。たとえば、春にはお花見におすすめの「太田山公園」へ出かける人が多いです。高さ28ｍもある剣の形をした「きみさらずタワー」がシンボルで、フィールドアスレチック用の遊具がたくさんあります。また、船をイメージした展望台からは木更津市街はもちろん、東京タワーや富士山が見えるのが特徴です。

海沿いにある「金田さざなみ公園」もおすすめスポットとなっています。この公園はショッピングセンターの近くにあり、そこから徒歩で行くことも可能です。海沿いを散歩しながら、対岸にあるスカイツリーを眺めることもできます。多目的広場や遊具などもあるので、子どもと一緒に買い物ついでに立ち寄るのも楽しめるでしょう。

また市内には、「くれいんひるず」というブルーベリー農園もあります。こちらはただの農園ではなく、いろいろな生物がいる「カエル池」や子どもが楽しく遊べるように用意された「ハンモックの森」などもあり、公園のように楽しむことができます。お弁当の持込も可能ですし、疲れたら休める休憩所もあります。また、バーベキューも楽しめるようになっているので、家族や友達と出かけても面白いでしょう。「くれいんひるず」で育てているのは「木更津ブルーベリー」といい、ブルーベリーとは思えないほどの甘さが特徴です。1日中いても、退屈せずに楽しむことができます。

 

自然災害が少なく過ごしやすい気候

家を建てるときに気になることはさまざまですが、特に自然災害が起きやすい地域か否かという点が気になる人は多いのではないでしょうか。一般的な自然災害といえば、台風・津波・豪雨・地震・豪雪などがありますが、どの自然災害も大きなものになれば、家が倒壊するだけではなく、命にも関わる危険があります。そのため、できるだけこういった自然災害が起きにくい地域に住むことは、家を建てる土地選びのコツの1つと言えます。

木更津市は、そういった意味ではこれらの自然災害の影響を受けにくい地域です。木更津市の災害記録を見ると、風水害に関しては2013年、地震は2011年以来、大きな被害を受けていません。また首都圏ということを考えると、比較的夏が短く、風が通りますので過ごしやすいです。夏場でも暑い日で30度前後であることが多く、33度を超えることはめったにありません。夏の暑さは体力を奪いますので、夏が短いことは大きな魅力となります。

 

子育て世帯に優しい子供の医療費助成

子育てしやすい環境であることは、住む場所の選択で重要なポイントの1つ。木更津市は、0歳～中学3年生までの医療費の自己負担額が、保険診療の範囲内で助成を受けられます。入院・通院は1日200円、薬代は無料です。子どもの頃、特に小さな子どもの場合、病気にかかりやすく、治療を必要とする機会も少なくありません。そんなときに、薬代が無料になるというのは経済的に助かるのではないでしょうか。住民税の非課税家庭に関しては、通院や入院の自己負担額も無料になります。

この助成を受けるには、まず交付申請の手続きを行い、子ども医療費助成受給券を受け取ります。受け取ったら、必要時に健康保険証と共に提出しましょう。受給券の交付前や県外で受診した場合などは、後で申請することで助成対象となる分が戻ってきます。この方法は償還払いといい、医療費を支払った日の翌日から2年以内であれば有効です。

 

高速バスを利用すれば東京・横浜へのアクセスも良好

木更津市からは、自家用車でアクアラインを使って、ドライブがてら都内や横浜へ出かけることも気軽にできます。それに加えて、東京駅や品川駅、また新横浜駅など、主要な駅へ行ける高速バスがコンスタントに運行しているので便利です。

旅行や出張などで空港を利用する際にも、バスは役立ちます。特に羽田空港や成田空港へ移動したいときには、リムジンバスを利用するのがおすすめです。羽田空港へ行くリムジンバスは、木更津駅東口や木更津金田バスターミナル、袖ヶ浦バスターミナルのバス停留所から出発します。【一方、木更津駅西口・三井アウトレットパーク・木更津金田バスターミナル・市原駐車場などから出ているので覚えておきましょう。ただし、三井アウトレットパークからは14時50分からのみとなっています。そのため、時間帯を合わせやすいのは、1日数本出ている他の3つの場所です。】←この部分よくわかりませんでした

 

住みやすい場所に家を建てよう

一般的な住みやすい環境の条件はありますが、最終的には自分の生活スタイルによって決めるものです。そのため、人それぞれで土地選びの基準は異なります。家を建てるときには、「自分がどういった条件を住みやすいと感じるか？」という点にしぼって考えてみるのも良いでしょう。たとえば、勤務先に近い場所がいい、公共の交通機関が利用しやすい場所がいい、ショッピングモールやスーパーマーケットが近所にある場所がいいなどです。最低限望む条件を決めたら、それらをなるべく満たしている場所に家を建てるようにしましょう。