リビングは人が集まる場所です。家族で団らんする場所であったり、友達と会談する場所であったりと十人十色の使い方があるでしょう。リビングを快適に使用するためには、リビングに配置する家電・家電やインテリアの位置などが重要になってきます。家電やインテリアの配置が違うだけで部屋の印象がかわるので、事前にどのような配置にするかを考えておく必要があります。どのような配置をすると快適な部屋になるか参考例とともにご紹介します。
リビングに必須なテレビはどこに配置する?
家族で集まる場所なので、個別の部屋にテレビを設置してあったとしても、リビングにはテレビを置いてある家庭は多くあるはずです。時間があるときや、映画をみるときなどに使用されるテレビは配置によってイメージが変わってきますし、使用するときの使いやすさも変わってきます。テレビの使いやすさを考えた場合、配置する場所は大きく分けて「窓から見て直角」「窓に背を向けた配置」「窓の反対側に配置」「部屋の隅に配置」の4種類に分けられます。窓から見て直角にするのは一般的なレイアウトでしょう。日差しの角度によって画面が見にくくなる可能性がありますが、部屋をレイアウトする上ではベーシックな形といえます。窓に背を向けた配置は外の景色も見られるのがメリットです。逆光になりますが、昼間にテレビを見ない人にはおすすめの配置方法と言えます。窓と反対側に配置する場合は光の差込具合で画面が見えにくくなる可能性が高くなります。部屋のコーナーに設置する場合はソファの位置を選ばず、どの角度からも見えやすいというメリットがあり部屋に広がりを持たせることができます。
リビングに設置するソファはどこが良いか
テレビの配置が終われば、くつろぐための家具であるソファやいすの配置にも気を配る必要があります。主にリビングにいるときはソファに座ることが多いので、テレビが見えやすい位置にソファを置くことが良いでしょう。例えば、テレビの対面に設置することやテレビに対し直角に置く配置、テレビに対し45度の角度で配置する3つのパターンに分けます。テレビの対面に設置をすると、テレビを見やすくなりますが、間にテーブルを置くという比較的ベーシックなレイアウトになるでしょう。テレビとソファの間に障害物などを置くと、不便になってしまうので他に多くの物を置けませんが、狭い部屋の場合や部屋を広く見せたい場合には効果的な配置方法といえます。テレビに対し直角に置く配置では、座るスペースを広くとることができます。ソファを対面に置き、応接室のような談話スペースを作ることができます。テレビに対して45度の角度で配置をした場合、他の開いているスペースに椅子や家具を置くことができ、ソファからテレビ以外の風景もみることができるので部屋を広く感じることができます。使用用途に合わせてテレビとの位置関係を考えましょう。
2つの大きな家電・家具とのバランスを考えたインテリア配置
大まかな配置が決まれば他の家具やインテリアを配置します。リビングはくつろぐ場所なので、細々と家具やインテリアを配置しては狭苦しいイメージがしてしまい、ゆっくりとくつろぐことができません。効果的にインテリアを使い、必要最低限に抑えることが重要となってきます。例えば、テレビに日差しがあたり見えにくくなるデメリットは、日差しが入る角度に観葉植物を配置し緩和させます。ソファとテレビの間にテーブルを置くと狭くなる場合は、ソファの横にサイドテーブルを配置するのが良いでしょう。あえてメインのテーブルを置かないことで部屋の圧迫感をなくし、広い部屋を演出します。収納家具を配置する場合は、一面にまとめると統一感がでて良いでしょう。テレビを収納の一部に設置したり、収納付きのテレビ台を使ったりすることで、無駄なく収納スペースを確保することができます。
スペースを確保しながら快適な空間をつくりましょう
リビングは広いスペースの家も多いですが、広いからといって様々なモノを配置してしまうと一気に狭く居心地が悪い空間へと変わってしまいます。できるかぎり理想の空間に近づけるためにも、良く使用する家電や家具の大まかな配置を決め、邪魔にならないように家具やインテリアを配置していくことが大切です。また、自分のライフスタイルにあわせて、日差しの影響などの環境面を考えることも快適なリビングを作るのに大切なことなので気を配るようにしましょう。家族や友人と一緒にくつろげる、居心地の良い空間をつくりましょう。