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穏やかな埼玉県坂戸市の住みやすさは?利便性や治安などを紹介

マイホームを持ちたいと考えたとき、どこでマイホームを持つかは非常に重要なポイントです。何十年もその地で暮らすことになるので、住みやすいところでマイホームを建てたいと願うのは当然でしょう。そこで、理想のマイホームを建てて子育てをしていきたいと考えている20代~30代前半の夫婦を対象に、埼玉県坂戸市の治安や交通状況などその暮らしぶりを紹介します。

かつては交通の要衝として栄えた埼玉県坂戸市の基本情報

埼玉県の中央に位置する埼玉県坂戸市(さかどし)。名称の由来には諸説ありますが、一説には源義家の家臣の坂戸判官教明が居住していたことから名づけられたとされています。平成27年度の人口は、10万1,679人で、埼玉県の中心都市のひとつと言えるでしょう。江戸時代から交通の要衝として発展し、宿場町が栄えていた坂戸市は、都心から約45分の距離で、市の南北には東武東上線が走っています。また、関越自動車道、首都圏中央連絡自動車道があり、交通のアクセスは便利です。
埼玉県全域の平野部は、太平洋側気候に属し、夏と冬の気温差が大きいのが特徴です。坂戸市もおおむね平野に属するので、埼玉県の他地域同様太平洋側気候に属します。

東京都心のベッドタウン!埼玉県坂戸市の特色

池袋から電車で一本という立地条件から、東京のベッドタウンとして住宅団地が多数開発されました。たとえば北坂戸団地や若葉台団地などが代表的です。
また、坂戸市では、平成18年度から女子栄養大学と坂戸市が共同して「葉酸プロジェクト」を進めています。葉酸プロジェクトとは、動脈硬化の予防などの効果があるとされる葉酸を住民に1日400μg以上摂ってもらおうとするものです。このプロジェクトの一環として、さかど葉酸ブレッド、さかど葉酸カレー、さかど葉酸たまごなど女子栄養大学と坂戸市で共同開発した食品が特産物になっています。葉酸自体は調味料ではないので、葉酸入りだからといって変わった味がするわけではなく、一般的な食品と変わらず、美味しく食べられるでしょう。

川周辺は注意!埼玉県坂戸市の安全性や治安は?

坂戸市の犯罪率は年々低下傾向にあり、殺人や強盗などの重大犯罪ではなく自動車盗のような軽犯罪が多いため、治安面で心配な点は特にありません。
ただし、坂戸市内には高麗川、越辺川及びこれらに流入する葛川、飯盛川、谷治川、大谷川があり、大雨の際にこれらの川が氾濫する可能性は否定できません。そのため、坂戸市内の一部地域は土砂災害危険箇所に指定されています。坂戸市で暮らすなら、坂戸市の配布している水害ハザードマップは必ずチェックしておきたいところです。このマップには、氾濫が発生した場合に予想される浸水範囲や浸水する深さなどの予測情報と氾濫時の避難施設などが掲載されています。また、過去の大雨により内水氾濫のあった区域も表示されているので、参考にしてください。

2つの路線が走る埼玉県坂戸市の主要交通網

坂戸市には、東武鉄道と東武越生線が通っており、主要駅は坂戸駅です。坂戸駅の付近には、女子栄養大学や城西大学があるため、朝は近隣の大学へ向かう学生で混み合います。坂戸駅のほかに東武東上線駅の北坂戸駅や西大家駅、若葉駅があります。
坂戸市では、さかっちバスとの愛称で親しまれている市民バスが運行しています。運賃は200円で病院やスーパー、コンビニエンスストアなどに行くのに便利な交通手段です。もっとも、一部の路線は18時台までしか運航しておらず、思うように移動できないこともあります。そのため、市内で移動するなら車かバイクがないとやや不便かもしれません。

自家用車は必須!埼玉県坂戸市の利便性

スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストアの数はあまり多くありません。もっとも、大型スーパーは比較的多いので、まとめ買いをしておくと便利でしょう。その場合、荷物は多くなるでしょうから、住んでいる地域によっては自家用車が必須となります。
洋服の買い物やカフェを楽しみたいなら、同じく埼玉県の川越や成増、あるいは池袋などの都心や繁華街に出るのがおすすめです。もちろん坂戸市にもすてきなカフェがあるので、お気に入りのカフェを探してみても面白いでしょう。

埼玉県坂戸市でのびのび子育てしよう

坂戸市は街全体が静かでのどかであるため、子どもの情操教育には良い環境です。また、広々とした地域であるため、子どもたちが自由にのびのびと成長できる環境は整っています。坂戸市では、特に給食での食育に力を入れており、坂戸市内にあるすべての小・中学校の校内で給食を作る自校調理方式を採用しています。自校調理方式では温かい食事を食べられるだけではなく、調理員と子どもたちが交流できるため、食に対する感謝の念を抱きやすいというメリットがあります。さらに、坂戸市内には4つの単独児童センターがあり、子どもたちが自由に仲間たちと触れ合うことができます。加えて、ママ同士が交流する「ママのつどい」や「赤ちゃんサロン」が定期的に開催されているので、保護者が一人で悩まずに済む環境が整っています。実際、坂戸市内に住むママたちにインタビューしたところ「ママ同士で悩み相談できます」という回答が得られています。そのほか、地元の人々が昔の遊びなどを子どもたちに教える「放課後子ども教室」が開催されており、共働きの家庭でも安心して暮らせるでしょう。

埼玉県坂戸市の土地価格相場

2018年度の坂戸市の土地価格をみると、公示価格は平均10万2,000円程度です。公示価格とは、土地鑑定委員会が地価公示法に基づいて公表する価格で、土地の取引価格を適正に把握することができます。土地を購入する際には、売り手から提示された価格が公示価格から大きく離れていないか、かけ離れているとしたらなぜなのかを必ず知っておいたほうがいいでしょう。
一方、坪単価は平均33万8,100円程度です。土地の価値を示す指標はいくつかあるので、ひとつだけでなく複数の指標を把握して売り手の提示額が妥当なのかを判断したいところです。また、それがいつ公表されたものなのかもあわせてチェックしておきましょう。

よさこいは夏の風物詩!埼玉県坂戸市の観光スポット

坂戸市では、例年10月に開催される関東最大級規模のよさこい祭り「坂戸よさこい」が有名です。踊り子による躍動感にあふれる演技だけでなく、市内農家による軽トラック市も人気を集めています。
また、清流の美しい高麗川付近の遊歩道を歩き、自然を堪能してみても良いでしょう。歴史を物語る遺跡や風景に立ち寄ってみると、より一層坂戸市のことを知れるはずです。さらに、清流越辺川沿いに約200本ある北浅羽桜堤公園の安行寒桜も荘厳で、埼玉県内でも屈指の桜鑑賞ポイントです。安行寒桜はソメイヨシノよりも一足早く開花するのが特徴なので、満開の時期を見逃さないように注意してください。例年3月中旬から下旬にかけて淡紅色に咲き誇ります。
そのほか、慈銀寺の境内に植えられたシダレザクラは、樹高15メートルもあり、市の天然記念物にも指定されています。例年4月上旬に満開を迎え、桜が咲き誇ったその様子は圧巻なので、ぜひ一度見てみてください。東坂戸団地の桜並木やにっさいの桜並木など坂戸市は桜の名所が多いのが特徴です。

埼玉県坂戸市の穏やかな環境で楽しく暮らそう

気候が穏やかで広々とした坂戸市では、子育てをしやすい環境が整っており、保護者のストレスを軽減しつつ、のびのびと子育てができるはずです。治安面でも他地域と比べて、特に不安に感じる点はありません。交通アクセスについては、自動車やバイクを持っていれば便利ですが、電車やバスなどの交通手段は整備されているので、自動車やバイクがなくても日常生活に困ることはそれほどないでしょう。自然の豊かな坂戸市へ移住したいなら、ぜひ注文住宅の購入を検討してみてください。

埼玉県坂戸市で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

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