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佐賀県で土地探しするときのポイントは?住みやすさ抜群の街を選ぼう!

家を建てるときは、景観の良さや便利さなど、周囲の環境を事前にきちんと確認しておくことが大切です。環境次第で暮らしやすさが大きく変わるため、ファミリー世帯であれば公園の有無や子育てのしやすさまで、しっかりチェックしておくと良いでしょう。そこで、佐賀県で土地を探している人のために、県内で人気の街をいくつか紹介します。

佐賀県とはどんなところ?

佐賀県は九州の北西部に位置する県で、面積は2,440.68平方キロメートル、人口は約82万人です。県の面積が全都道府県中42位とかなり小さいことが特徴ですが、人口密度は337人で全都道府県中16位と多くの人々が暮らしていることがわかっています。県内の市町村数は10市10町で、県庁所在地は佐賀市です。
佐賀県は県の北部で玄界灘、南部で有明海と2つの海に接しており、県の中央に天山、東部に脊振山、南西部に多良岳があるなど山にも恵まれています。そのため、海の幸と山の幸ともに充実した地域となっていますし、マリンスポーツやキャンプなどアウトドアが楽しめるスポットもたくさんみられる傾向です。

佐賀県はここがすごい!有名な観光名所は?

佐賀県は年間の平均気温が16度と、比較的穏やかな気候に恵まれたエリアです。県内の気候を詳しくみると、北部と南部で少し異なります。まず、玄界灘に接し唐津市などがある北部は、日本海側気候です。年間を通じて曇りの日が多くみられますが、昼夜の気温差が少なく過ごしやすいことが魅力でしょう。佐賀市などがある南部は内陸性気候で、昼夜の寒暖差が大きい傾向があります。夏に雨が多く降りますが、冬は雨が少なく乾燥しており、晴れの日が多くみられます。
佐賀県は古くから陶磁器が有名な地域です。代表的な陶磁器には「有田焼」「伊万里焼」「唐津焼」があり、「唐津やきもん祭り」や「有田陶器市」などのイベントには県内外から多くの人々が集まって来ます。また、江戸時代には長崎から江戸に向かって砂糖が運ばれた「長崎街道」、別名「シュガーロード」が佐賀を横断していました。そのため、「ようかん」や「丸ぼうろ」などの甘いお菓子も佐賀県を代表する特産品となっています。他にも、「有明海の海苔」や「呼子のイカ」、「佐賀牛」など、佐賀県にはおいしい特産品が盛りだくさんです。
佐賀県で有名な観光スポットといえば、国の特別景勝地にも指定されている「虹の松原」や、玄界灘の波によって浸食された玄武岩の洞窟「七ツ釜」でしょう。弥生時代の環壕集落跡を公園として整備した「吉野ヶ里歴史公園」も人気です。佐賀藩の海軍所跡地である「三重津海軍所跡」は、世界文化遺産にも認定されています。

人気ナンバーワン!佐賀市の住みやすさは?

佐賀市の人口はおよそ23万5000人で、佐賀県の中では最も人口が多いエリアです。「交通の便が良い」「医療機関や商業施設が充実している」などの特徴があり、住みやすいと人気です。まず、佐賀市内では飛行機や鉄道、バスが利用でき、市内外へアクセスしやすい環境が整えられています。「佐賀空港」からは成田空港や羽田空港への飛行機が運航していますし、ソウルや上海、台北などへの直行便が利用できます。「JR佐賀駅」からは、博多や長崎などの近隣の都市へ移動が可能です。特急に乗車した場合、博多へはおよそ40分、長崎へはおよそ1時間20分で到着します。市内を走る佐賀市営バスには、アプリをダウンロードすれば路線やバスの現在地情報などを確認できるなどの便利なサービスがあるため、利用しやすいと好評です。
また、佐賀市は人口あたりの医療機関が全国平均を大きく上回っている街です。総合病院や医療センターも多々みられますし、休日当番医の制度も充実しています。「休日・夜間こども診療所」も設置されているため、子育て中のパパやママも安心でしょう。さらに、「モラージュ佐賀」や「イオンモール佐賀大和」など、食料品から衣料品までそろう大きな商業施設も複数みられるため、買い物も便利です。
佐賀市は、子どもが病気になった場合、小学生まで通院や入院を助成してくれる制度があるなど、子育てがしやすい街となっています。親子でのびのびと遊べる公園も多く、遊具やスポーツ施設が充実した「佐賀県立森林公園」や、干潟で海の生き物の観察ができる「佐賀県立干潟よか公園」などが人気です。市内には観光スポットもあちこちにあり、有名な場所には佐賀の歴史が学べる「佐賀城本丸歴史館」や、ツツジやしゃくなげが見事な「十可苑」などがあります。

歴史の息づく唐津市の住みやすさは?

唐津市は玄界灘に接する街で、人口は約12万人です。唐津港や呼子港といった漁港でアジやサバ、イカなどが水揚げされるため、海産物がおいしい街として知られています。歴史的な建造物が多く、鶴が舞うような美しい姿から「舞鶴城」とも呼ばれる「唐津城」や、豊臣秀吉の朝鮮出兵のために造られた「名護屋城」の跡地などが有名な観光スポットです。また、毎年11月に開催される「唐津くんち」は、唐津市を代表するイベントです。江戸時代から続く古い秋祭りで、2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。見どころは「曳山」と呼ばれる、獅子や兜などの装飾が施された山車のような造形物が街中を巡行するところです。毎年50万人もの人々が、伝統的な祭りを見ようと唐津市を訪れて来ます。
唐津市では、潜在的待機児童数をゼロにしようと取り組んだり、中学生までの子どもの医療費を助成したりと、子育て世代が暮らしやすい制度づくりに力を入れています。第2子を半額に、第3子以降を無料にするなど保育料を軽減してくれる制度も魅力でしょう。教育においても、子どもが自ら意見を言う場を増やす「アクティブラーニング」を積極的に取り入れるなど、先進的な取り組みを行っています。
唐津市の主な交通手段にはJRやバスがあり、「唐津駅」や「東唐津駅」を利用している人が多くみられます。高速道路や国道202号を使って長崎や福岡などにアクセスすることも可能です。

「鳥栖っていいね。」の街づくり!鳥栖市の住みやすさは?

鳥栖市は県の最も東部に位置する街で、人口は約7万3000人です。街中では、九州を東西に走る「九州横断自動車道」と、南北に走る「九州縦貫自動車道」が交差しています。また、福岡から熊本を経由して鹿児島まで走る「JR鹿児島本線」と、鳥栖から長崎へ向かって走る「長崎本線」の分岐点である「JR鳥栖駅」もあります。さらに、九州新幹線が停まる「新鳥栖駅」もありますし、市内にもバス路線が充実しているなど、アクセスの良さが鳥栖市の大きな魅力です。このような環境から、九州の交通の要所としての役割も担っています。
鳥栖市は、子育てがしやすい街としても知られています。その理由のひとつが待機児童が少ないことです。2017年4月現在は0人でした。子どもを保育園や認定こども園などに預けやすい環境が整っているため、働くパパやママも安心でしょう。また、親子で楽しめるレジャーも豊富です。「サガン鳥栖」のホームスタジアムである「ベストアメニティスタジアム」があるため、サッカー観戦が楽しめます。ピクニックやバードウオッチングをして過ごせる「コカ・コーラウエスト鳥栖市民の森」も、ファミリーに人気です。有名な観光地には、約150もの店舗で買い物ができる「鳥栖プレミアムアウトレット」や、美しい自然の中を散策できる「河内ダム」があります。

佐賀県でこれから人気の出そうな街は?

伊万里市や小城市、三養基郡も住みやすい街として注目を浴びています。伊万里市は陶磁器をはじめ、梨や伊万里牛がおいしいことでも知られる街です。市の中心である「JR伊万里駅」からは、JRや松浦鉄道が利用できます。治安が良く、中学生まで医療費の助成制度があることなどから、子育て世代にも人気です。「いまり夢みさき公園」や「大平山公園」といった自然豊かな公園もあるため、のびのび遊べるでしょう。
小城市は佐賀市の西側にある街で、「ムツゴロウ・シオマネキ保護区」があるなど自然に恵まれていることが特徴です。桜の名所として知られる「小城公園」や、全長60メートルのローラー滑り台がある「夢とロマンの丘公園」など、ファミリーで楽しめる公園も充実しています。子育て世代の負担を軽減するため、2020年度までに市内へ戸建て住宅を取得して5年以上定住した場合、奨励金を交付する制度もあります。主な交通機関はJRとバスで、JRは「牛津駅」と「小城駅」が利用可能です。バスは路線バスの他、コミュニティバスも運行しています。
三養基郡は、鳥栖市や福岡県久留米市と隣接しています。街の魅力は、子育て世代のための環境づくりに力を入れていることです。出産祝い金が給付される制度や、18歳まで医療費が助成される制度があるため、家計の大きな助けとなるでしょう。2020年の末までに町内に住宅を取得して、3年以上定住した人に「定住奨励金」が交付される制度もあり、条件によっては最大で70万円も交付されるようになっています。郡内の主な交通機関はバスですが、自家用車を持っている方が生活に便利でしょう。公園も充実しており、さまざまな運動ができる「基山総合公園」や、ハスの花が美しい「千栗土居公園」などに遊びに出かける家族が多くみられます。

佐賀県の建築実例

建築実例 和風モダンな家

佐賀県の建築実例

ちょっとした所に和を思わせ、落ち着けるような雰囲気を創って頂けたらと思い、外観を白くアクセントで黒を入れ丸窓を正面に入れました。
内観には、信楽焼きの手洗いボールを付けたりして、店舗風にアレンジしました。

詳細情報:佐賀県の建築実例「和風モダンな家」

佐賀県の家選びは住みやすい街選びから!

地域によって気候や魅力、特徴もさまざまな佐賀県。海や山に恵まれているため食が充実していますし、自然の中でのびのびと過ごせる場所もたくさんあります。子育てがしやすい環境づくりに力を入れている街も多くみられるため、ファミリー世帯も安心して暮らせるでしょう。ここで紹介した魅力を参考に、ぜひ佐賀県で土地を探してみてはいかがでしょうか?

佐賀県で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

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