住宅の購入は、多くの方にとって一生のうちで最も大きな買い物になるでしょう。だからこそ、住宅を建てる土地やその周辺環境、住宅の間取りや広さなど、いろいろな点をよく考慮して慎重に検討する方がほとんどです。石川県は日本海に面していて海の幸や山など、豊かな自然環境にも恵まれおり、住むのに魅力的なポイントがいくつもあるのです。石川県で住宅を建てようと考えている子育て世代にとって、住みやすい地域を紹介していきます。
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石川県とはどんなところ?
石川県は本州の中央部分に位置しており、東西約100キロメートル、南北約200キロメートルと細長い形状で、総面積は4,186.09平方キロメートルあります。石川県内の市町村の数は、11市8町の計19であり、県庁所在地は金沢市です。総人口は114万2603人(2018年4月1日現在)おり、人口比率を都市別でみてみると、金沢市に総人口の4割にあたる46万人が住んでいます。次いで、金沢市周辺の都市の人口が多くなっていて、県南部に人口が集中しているのです。石川県は日本海側に面しており、観光スポットや交通の便や商業施設などにも恵まれている北陸地方の中心地です。北陸新幹線の開通によって東京都心へのアクセスもグンとよくなりました。
石川県はここがすごい!有名な観光名所は?
石川県には、魅力的な観光名所がいくつもあります。県庁所在地である金沢市には、日本三大庭園のひとつである兼六園があり、人気の観光スポットのひとつです。10万平方キロメートルと超える広大な園内には、池や滝、曲水といった見どころが多くあるだけでなく、兼六園から眺める日本海や医王山の眺望もすばらしいと評判です。石川県は日本海側特有の気候であり冬は降雪もありますので、雪景色の兼六園を見学するのも、また違った魅力を感じられるでしょう。江戸時代にタイムスリップしたようなお茶屋建ての家並みが続くのが、ひがし茶屋街です。料亭やお店が入っており、夜になると三味線や太鼓の音が聞こえ、日本の古き良き伝統を感じられます。メディアにも何度も取り上げられたことがある、金沢21世紀美術館は、現代美術を収蔵した美術館です。館内は無料で入れる場所が多いこと、特徴的な建物の造りが、気軽に美術作品を鑑賞できる要素になっています。
能登地方にある白米千枚田では、山すその急斜面に広がるアートのような田んぼの美しい風景を眺められるでしょう。冬になると、太陽光発電を使ったイルミネーションイベントも行われていますので、季節によって異なる景色を楽しめるのです。それ以外にも、石川県内には有名な観光スポットが複数あります。
加賀百万石の城下町!金沢市の住みやすさは?
石川県の県庁所在地であり、生活利便性も高い金沢市は石川県内でも住みやすい街のひとつです。江戸時代には加賀藩の城下町として栄えており、当時の人口規模は名古屋と並ぶほどの大都市でした。金沢市の総人口は約46万人(2018年4月1日現在)で石川県内でも最も人口の多く、市内に観光スポットも豊富にあるため、多くの観光客でにぎわっています。北陸地方を管轄する国の機関や、大企業の支店が置かれることが多く、北陸地方の中心的役割を担っているのです。買い物や病院、学校、保育所といった、生活するのに欠かせない場所の数も多いため、生活していて不便を感じることは少ないでしょう。
県全体で熱心に教育に取り組んでいますので、質の良い教育が受けられます。国立の金沢大学も市内にあり、学校や保育所の数も適度にありますので、共働きしやすい環境も整っているといえるでしょう。市内には兼六園や、近江町市場、ひがし茶屋街など、県内でも人気の観光スポットが多々あり、市内を散策する楽しみも味わえます。市内には路線バスやJR線、コミュニティバスといった交通手段やレンタサイクルも利用できるのです。
暮らしにちょうどよい街!小松市の住みやすさは?
小松市は日本海側に面していて、県南部に位置しています。人口は、約106万人(2018年4月1日現在)、建設機器メーカーとして世界的にも有名な、「コマツ」発祥の地でもあり、関連企業や工場も多くあるのです。飲食店や量販店、学校などもそれなりの数がありますので、生活利便性は悪くないでしょう。また、日本海側に面しており漁港も近いことから、新鮮な魚介類がお手頃で手に入るのも魅力のひとつです。子育て環境も充実しており、0歳から18歳まで医療費の助成が受けられますし、子どもの数が多いと受けられるサービスが広がるなど、子育てしやすい環境が整っています。
観光名所としては、歌舞伎の定番である「勧進帳」の舞台である、安宅の関が有名であり、5月中旬ごろにはお旅祭りが行われ、子どもたちが歌舞伎を披露してくれるのです。他にも、兼六園を手本として作られた芦城公園や、コマツ小松工場跡地に建設された「こまつの杜」には、子ども向けの展示施設もあります。小松空港がありますので、飛行機を利用するときは便利ですし、JR線や路線バスも通っています。
広々とした平坦地!野々市市の住みやすさは?
野々市市は、金沢市の隣に位置し、人口は約5万人(2018年4月1日現在)です。金沢市への通勤率は38.7パーセントで、金沢市のベッドタウンになっていることから、スーパーや量販店の進出も盛んに行われています。さらには、石川県内で人口増加が続いている市であり、若い世代にも人気の移住先です。金沢工業大学や石川県立大学、放送大学石川学習センターといった大学も充実していますし、小学校や中学校の数も適度にある学園都市ですので、教育環境には恵まれているでしょう。中学生まで利用できる医療費助成や、不妊治療費の助成金制度など、子育て世代にうれしい行政サービスが受けられます。
観光名所としては、野々市城や末松廃寺、高皇産霊神社などが有名です。加えて、2017年11月にオープンした日本発のブックタワーがある複合施設型の図書館も、新たな名所として注目されています。交通の便は、JR線や北陸鉄道だけでなく、路線バスやコミュニティバスが充実しており、公共交通機関が比較的充実しているでしょう。
石川県でこれから人気の出そうな街は?
石川県内には今後、子育て世代を中心に人気の出そうな街がいくつかあり、加賀市もそのひとつです。加賀市は石川県北西部に位置して、福井県とも隣り合っています。子育てのサポートにも力を入れており、個々のニーズや状況に合わせた子育て支援ができるような、サポート体制を充実させています。公共交通機関はあまり利便性が高くはありませんが、車を持っていれば不便に感じることは少ないでしょう。加賀中央公園や橋立自然公園など、子どもを遊ばせられる公園も見つかります。
金沢市に次いで人口が2番目に多いのが、白山市であり、市全域が白山手取川ジオパークとして認定されています。金沢市のベッドタウン、工業都市としても急成長していることから、今後も人口増加が期待されるでしょう。大学や、高校、中学、小学校の数も適度にあり、図書館などの施設も充実していますので子育て環境や良好です。JR線や北陸鉄道、バスなど、公共交通機関も整っています。市内には若宮公園や松任総合運動公園といった子どもが楽しめるスポットも多くあります。
河北郡もまた石川県内で住みやすさから、注目されている都市のひとつです。金沢市への通勤にも便利ですし、商業施設や医療機関も充実していますので生活に便利な環境が整っています。また、豊かな自然にも恵まれていて山や海へのアクセスも良く、あがた公園や石川県森林公園、内灘町総合公園などがあるので、レジャーを満喫できるでしょう。「日本一ママに優しい街」を目指しており、保育所の待機児童もほとんどいません。(2017年10月1日現在)河北郡内には、路線バスや福祉バス、JR線やいしかわ鉄道などが通っています。
石川県の建築実例
建築実例 お家の中心で子供の成長がわかる家
自慢できる内観は来た人たちが必ず「素敵」と目を輝かせます。
お家に入るとすぐにある吹き抜け、階段を上ると中二階があり、お子様はそこで勉強をします。
子供部屋は子供達が楽しむ部屋、一つ一つにこだわりと工夫が織り交ぜられているお家です。
詳細情報:石川県の建築実例「お家の中心で子供の成長がわかる家」
住みやすさにこだわった土地選びがおすすめ
石川県内には、住みやすい市町村がいくつかあり、どこに住むかを決めるのが家作りで最初の重要なポイントとなってくるでしょう。それぞれの地域によって、子育て環境や生活利便性、交通の便などに違いが出てきます。地域の状況や自治体のサポートをよく比較してみると、自分たちにとって住みやすい土地がわかるようになってきます。