注文住宅を購入する際に重要なポイントのひとつとなるのが立地です。住む地域の環境や利便性は今後の生活に大きな影響を与えます。特に、仕事や子育てなど生活行動が盛んな若い世代であれば、より快適な生活を送るためにも慎重に場所選びをすることが大切です。そこで、ファミリー世帯におすすめの千葉県のエリアを5つ紹介します。
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ファミリー世帯が多い千葉県
千葉県は都内に比べると土地の相場が安い傾向にありながらも交通の便がよく、東京に出やすい魅力的なエリアです。また、ファミリー世帯が多く住み、治安の良い場所でもあります。
南北に長く伸びる千葉県は同じ県内でも地域ごとにさまざまな特色が見られますが、全体的に夏は冷涼、冬は温暖と年間を通して穏やかな気候に恵まれ、過ごしやすい傾向があります。また、海や山、公園なども多く、都心に比べると自然が豊かであるため、子育て層が住むのに適した環境を持った地域です。
毎日の生活の利便性と暮らしを豊かに感じさせる環境の良さをバランスよく持った千葉県は、働き盛りの夫婦や小さな子どもがいるファミリー世帯にとって魅力的なエリアといえるでしょう。
交通も商業も便利な船橋市
船橋市は千葉県北西部に位置し、北部は自然豊かなエリアが広がり、南部は商業施設が充実している地域となっています。もともと古くから交通の要衝として繁栄した歴史も持っていて、今なお交通の便がよく、都心へのアクセスも便利な魅力あるエリアです。市内を走る路線はJR東日本、東京メトロ、京成電鉄、東武鉄道などさまざまで、合わせて9つの路線が通っています。東京駅や日本橋までおよそ30分で行くことができるほか、快速を利用すれば横浜まで乗り換えなく行くことも可能です。多方面への交通網が発達する船橋市は、県外への通勤や通学を必要とするファミリー世帯にとって便利なエリアといえます。
また、市内には巨大ショッピングモールのほか、大型商業施設や商店街なども充実していて、買い物に困ることはありません。大型の商業施設やショッピングモール内には映画館などのアミューズメントがあったり、人気の大型公園があったりするなど娯楽を楽しむ施設も多く、子どもと気軽に出かけることができます。ほとんどの施設は駅から徒歩圏にあるため、車を持っていない場合や車の運転が面倒に感じるときでも、無理なく外出できるでしょう。
東京のベッドタウンとして人気の柏市
千葉県北西部に位置する柏市は東京のベッドタウンとして人気のエリアです。東京駅や品川駅に出やすく、都心エリアへ通勤する人にとって便利な地域となっています。柏市を通る路線は東武アーバンパークラインやJR常磐線、つくばエクスプレスなどがあり、上野東京ラインが延伸したことで品川駅へもダイレクトに行くことが可能です。
また、市内には高級住宅街と呼ばれるエリアがあり、閑静な住宅地も多く、落ち着いた環境の中で生活がしたいと考えるファミリー世帯にはぴったりの場所となっています。さらに、つくばエクスプレスが通る市内北部には大学や研究所、産学連携施設などが建ち並び、文教地区として知られてもいます。加えて、市内には大きな公園もあるため、子育て環境としては理想的なエリアとなっています。
一方で、百貨店やショッピングモールなどの商業施設が充実していて、買い物に不便を感じることがないという点も住みやすいと評される理由です。特に、柏駅周辺にはお店が多く集まり、「東の渋谷」や「千葉の渋谷」などとも呼ばれています。駅の東側は若者向けの商品を扱う個人商店が点在していることから「裏原宿」にちなんで「裏かしわ」などと呼ばれ、若い活気があふれる一面も持ち合わせています。
路線や学校が豊富な市川市
川を挟んで東京に隣接する市川市は県内有数のベッドタウンです。千葉県北西部に位置し、都内へのアクセスも便利な場所にあります。JR各線や東京メトロ、都営地下鉄など路線が豊富であるため、日々都心へと通勤する働き盛りの家族がいるファミリー世帯に魅力的なエリアです。また、深夜営業のスーパーや商業施設が多いという点も、共働き家庭などにとって住みやすさを感じさせるメリットとなっています。
さらに、市内には大学や病院も多く、駅周辺に小学校や公園があったり、市内の各所に子どもたちの遊び場として「子ども館」が設置されていたりするなど、子育て世代にうれしい環境も整っています。加えて、市川市には0歳児から15歳までの子どもがいる家庭は子どもの医療費の一部を助成してもらえる制度があります。子どもが小学校就学前までであれば保護者の所得にかかわらず制度を利用することも可能です。また、夜の遅い時間や日曜祝日でも規定の時間内であれば診療を受けることができる医療施設もあるため、病気になりやすい小さい子どもがいる家庭でも安心して暮らせるようになっています。
子どもや高齢者も安心の我孫子市
千葉県と茨城県の県境にある我孫子市は、北に利根川、南に手賀沼を有する自然に恵まれた地域です。市内には常磐線と成田線が乗り入れていて、常磐線の我孫子駅は快速停車駅でもあります。また、各駅停車を利用すれば千代田線直通となっているため、そのまま大手町などへ乗り換えなしで行くことも可能です。
我孫子市が住みやすいのは、安心して暮らせる環境や伝統が備わっているからです。犯罪件数や犯罪発生率が少なく県内でも有数の治安の良い地域であるため、子どもや高齢者のいる世帯でも安心して住むことができるのです。市内には、明治、大正の文人ゆかりの施設があり、歴史的価値のある建物や芸術作品などの文化遺産を身近に感じることができます。子育て環境としてもプラスとなることでしょう。
閑静な住宅街が広がる我孫子市ですが、商業施設は充実しているため、毎日の買い物に困ることはありません。会社帰りや子どもと一緒に立ち寄れる便利な商業施設、大型スーパーも点在しているため、子育てや仕事で忙しい人でも便利に利用することができます。
我孫子市の住宅支援
我孫子市では、「若い世代の住宅取得補助金」制度で平成26年度から若い世代や子育て世代の住宅取得に対する補助を行い、若い世代の市外からの転入や、市内での定住化を促進しています。
また、この制度は令和3年度(令和4年3月31日までに所有権登記をした人が対象)で終了予定です。
ベッドタウンと高級住宅街が存在する浦安市
全国的に有名なテーマパークがある街としても有名な浦安市は東と南を東京湾に接し、西に東京都が隣接するエリアです。東京のベッドタウンでもあり、なかでも舞浜は高級住宅街として知られています。
基本的に埋立地がベースとなっている街であるため、歩道や自転車道などもきちんと整備されていて、子ども連れでの街歩きも安心です。また、坂が少ないことから、徒歩や自転車での外出、通勤・通学の際には道の高低差に苦しめられることはほとんどありません。
住むエリアによっては人気のテーマパークまで自転車や徒歩で気軽に出かけることができたり、夜にテーマパークの花火を自宅から楽しんだりすることもできます。有名なテーマパークがあるため全国から多くの人が訪れる街ではあるものの、市内全体は落ち着いた住環境が整い、ファミリー世帯でも安心して暮らすことが可能です。また、大型の商業施設やスーパーも充実しているため、日々の生活を便利に送ることができます。
房総半島で東京に一番近い街 木更津市
木更津市は、千葉県の中部の東京湾に面した街です。比較的温暖な気候で知られ、アメリカ合衆国カリフォルニア州「オーシャンサイド市」と姉妹都市の関係にあります。人口は13万人(2015年4月時点)ほどですが、東京湾対岸の神奈川県川崎市との間にある、海上橋と海底トンネルでつながる「東京湾アクアライン」によって、人の往来が盛んです。木更津市の交通網としては、JR内房線や久留里線、館山自動車道、国道16号線が挙げられます。また、木更津市の近辺には成田空港と羽田空港の2つの国際空港が存在するので、飛行機の出入りも頻繁です。
木更津市には、先端技術の開発を行っている「かずさアカデミアパーク」があります。さらに、ブランドショッピングを楽しめる「三井アウトレットパーク木更津」や、潮干狩りができる「江川海岸」など、家族で遊べる場所も多いです。都心に近く交通の便も整っていて、かつ商業施設なども充実しているので、とても住みやすい地域といえるでしょう。
千葉県最南端のどかな海と花の城下町 館山市
千葉県の房総半島の最南端に位置する街が、館山市です。人口は約5万人(2016年2月時点)ほどで、江戸時代には外様大名の里見氏が開いた館山藩の城下町として栄えました。館山市は黒潮と親潮、2つの寒暖両流が流れる房総沖に隣接しているので、漁業が盛んで、豊かな海産物が魅力です。また、館山市は農家の花栽培も盛んで、街を上げて「はなのまちづくり」が行われているのです。館山市はJR館山駅を中心とした商圏が広がっていますが、郊外に大型の商業施設が進出したことにより、中心地よりも郊外の発展が目覚ましくなっています。
館山市の主な観光スポットとして有名なのは、市内と海が一望できる「館山城」や、ダイビングスポットの「波佐間海中公園」です。また、年に1回多くのランナーが参加する「館山若潮マラソン」開催され、にぎわいを見せています。そのほか、館山湾花火大会や寒中水泳大会など、イベントが豊富です。館山市は2007年に館山自動車道が全線開通し、交通の便がよくなりました。そのため、不便を感じることなく住むことができるでしょう。
房総半島の中心地子育て支援にも力を入れる 市原市
市原市は、千葉県でも中央部に位置しています。日本を代表するさまざまな大企業の工場がひしめく東京湾岸から、房総半島内陸の大多喜町に隣接する大きな自治体です。工業製品出荷額が全国でも屈指の工業都市で、人口は27万人(2015年10月時点)を超えています。農業では稲作も盛んです。市原市には国内最大級の石油化学コンビナートがあり、石油化学プラントの数は全国でトップを誇ります。市原市の交通網は、JR内房線や千原線、山間部に続く小湊鉄道などです。
市原市には、象と触れ合ったりショーを見たりできる「市原ぞうの国」や、「子育て八幡宮」と呼ばれ、子どもに関する祈願を受ける「飯香岡八幡宮」があります。また、子育てに関しての相談や各種事業を行っている「子育てネウボラセンター」があり、妊娠から出産、子育てまで、段階ごとに支援を受けることが可能です。さらに、市原市には帝京平成大学があり、子どもの大学進学までを同じ市内で検討することが可能です。
市原市の住宅支援
市原市では、親世帯の近くで暮らしたい子育て世帯を応援する「いちはら三世代ファミリー定住応援事業」を行っています。子育て世代が市内で住宅を取得(新築または購入)するときにその親世帯が市内定住の場合に、住宅取得の一部費用を補助してもらえるという制度です。条件によって補助金額が変わるので、詳細はこちらでご確認ください。この制度以外にも子どもに関係した支援が手厚く、子育てにぴったりの環境です。親世帯が市原市在住の方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
千葉県の建築実例
建築実例 暮らしを楽しむパティオのあるブルックリンスタイル
暮らしを楽しむパティオのあるブルックリンスタイルのおうちです。玄関を入ると正面の大きな窓からパティオが見えます。
パティオを囲んで建物がコの字に設計され、リビングには広い吹抜けと大きな窓があり、どこにいても家族の気配が感じられます。
詳細情報:千葉県の建築実例「暮らしを楽しむパティオのあるブルックリンスタイル」
都心に近いのでファミリー世帯も住みやすい!
大きなお金が動く家の購入は人生の中でも重要な買い物です。そのため、毎日の生活をより快適に過ごすことができる間取りと場所選びは大事なポイントとなります。家に求めるものは家庭それぞれで異なるものですが、注文住宅であれば、自分たちに合った予算や間取りで家づくりをすることが可能です。また、土地から自由に選ぶことができるため、自分たちに適した環境に家を建てることもできます。
千葉県は交通のアクセスがよいエリアが多く、都心に近くて通勤・通学にも便利な県です。また、住宅街が多く、スーパーや商業施設も充実していることから、毎日の生活も安心して便利に過ごせ、住みやすい地域となっています。子どものいる家庭や将来子どもを希望している夫婦は、子育てにも便利な千葉県を検討してみてはいかがでしょうか。
千葉県のモデルハウス
木更津店
子育てファミリーに嬉しい提案が満載!家事がラクになる動線&収納充実のモデルハウス
住所:千葉県木更津市ほたる野4-1-1
JR内房線「木更津」駅東口より太田循環線「西の下」下車
「ユニクロ木更津店」様隣り
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館山店
木質感×インダストリアルなデザインで新しい生活スタイルを提案
住所:千葉県館山市八幡545-1 イオンタウン館山内
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市原店
子育てファミリーに嬉しい提案が満載!家事がラクになる動線&収納充実のモデルハウス
住所:千葉県市原市更級1-6-9 市原住宅公園内
JR内房線五井駅東口下車 徒歩10分
市役所通り 上総更級公園すぐそば 市原住宅公園内
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市原店(ラクーネル本社ショールーム)
住まいと暮らしを体験・内覧できる暮らしのショールーム
住所:千葉県市原市千種5-12-1
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