福岡県行橋市は北九州市のベッドタウンであり、アクセス良好の住みやすい街です。治安も落ちついており、行橋市の周辺は自然に囲まれています。理想の家を建てて、子育てをしていきたいと考えている20代～30代前半の夫婦にとっては特にメリットが多いと言えるでしょう。ここでは福岡県行橋市の住みやすさについて、いろいろと紹介していきます。
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海に山に自然いっぱいの福岡県行橋市の基本情報
福岡県行橋市は福岡県の北東部に位置しており、総面積は70.05平方キロメートルです。東は周防灘、西は平尾台、南西部には御所ヶ谷、馬ヶ谷があります。行橋市は昭和29年に9町村が合併されて誕生しました。
人口は平成27年の時点で7万586人、世帯数は2万8,648世帯となっています。男女比は男性が3万3,506人、女性が3万7,080人で、女性のほうがやや多い数字です。人口を年齢別に見ると、少子高齢化が進んでいるのが特徴で、高齢化率は約24％になっています。人口推移は少しずつ増えている傾向がありますが、国立社会保障人口問題研究所の推計によれば平成32年には減少する見込みで、6万8,106人になる予想です。
瀬戸内海式気候のため、気温は比較的暖かいのが特徴です。冬場は雨や雪の日が増えて積雪もありますが、北九州地方のなかでは降水量は少ない地域です。年間を通しては晴天が多い傾向ですので、過ごしやすい気候の街と言えます。
第三次産業の多い福岡県行橋市の特色
福岡県行橋市は御所ヶ谷神籠石や掩体壕にまつわる史跡、歌や神楽などの伝統文化が残っていることでも有名です。市内には今川、祓川など、26の河川があります。市街地近辺の農地や郊外の果樹園は水と自然に恵まれています。
産業はサービス業や医療福祉に代表される第3次産業が多く、全体の約6割を占めています。次に第2次産業の製造業が多い傾向です。第1次産業に関しては約3.1％となっており、活発とは言えません。
治安や災害は？福岡県行橋市の安全性
福岡県行橋市は今後、震度6弱の地震が起こると予想されています。震度6ともなると、壁のタイルや窓ガラスが壊れたり、落下したりするおそれがあります。震災の被害を少しでも抑えるためにも地震対策は必ずしておきましょう。防災マップを参考にし、避難場所などは事前に把握しておくことが大切です。
また、台風に対する警戒も怠らないようにしましょう。地域によっては津波や土砂災害など深刻な自然災害が起こる可能性があります。
福岡県行橋市の犯罪率は福岡県内の大都市圏に比べると低い傾向です。犯罪の内容も窃盗犯のような軽犯罪が多く、治安は他地域に比べて良いほうと言えるでしょう。ただし、殺人や強盗などの凶悪犯罪も平成29年には約260件発生していますので、防犯意識は忘れてはいけません。
近隣都市に行きやすい福岡県行橋市の交通網
福岡県行橋市はJR日豊本線、平成筑豊鉄道田川線が通っています。主要駅はJR行橋駅です。JR行橋駅は日豊本線と平成筑豊鉄道の相互乗り入れ駅ですので、北九州、大分、筑豊、福岡を接続する役目を担っています。JR行橋駅からJR小倉駅までは15分、JR博多駅までは1時間で行けますので交通の便は悪くないと言えるでしょう。
路線バスも複数あり便利です。市内路線バスは豊津・木井馬場線、郡界・工業団地線、蓑島線などがあります。北九州空港線は平成21年10月1日に廃止になっているので注意しましょう。
福岡県行橋市内には国道10号、201 号、496 号が通っています。平成26年には東九州自動車道の行橋IC、今川スマートICが開通しました。このおかげで交通の利便性が向上しています。
北九州市のベッドタウンでもある福岡県行橋市の利便性
福岡県行橋市には「行橋駅前通り」や「えびす通り商店街」などの商店街が充実しているだけでなく、駅周辺にはスーパーのほか、専門店がひしめく「ゆめタウン行橋」があります。「コスタ行橋」などの郊外型ショッピングセンターも充実していますので、生活に必要なものは一通り揃っていると言えるでしょう。また、市内の新田原駅周辺では果物の生産が活発です。そのため、国道10号線沿いの直売店では新鮮なナシ、モモ、イチジクを買うことができます。果物が好きな人にとっては持ってこいの土地柄でしょう。
近隣都市までは電車が便利ということもあり、行橋市は北九州市のベッドタウンとなっています。市内各地で路線バスが利用可能で、北九州空港へは車を利用して15分ほどで行くことができます。行橋市はいろいろな交通手段があるので利便性は高いです。
支援も充実！福岡県行橋市の子育て環境は？
福岡県行橋市には保育所が8カ所、幼稚園が6カ所ありますので、子どもを安心して預けられる環境です。小学校は11カ所あります。「新田原聖母病院」など医療機関は7カ所あり、もしものときでも安心した治療を受けることが可能です。
病児病後児保育室であるアンファンや子育て支援センター、子育てひろばなどがあるおかげで、育児で悩んだ際に相談がしやすいのも心強いポイントでしょう。引っ越しをして周りに知り合いがいなくても、フォローしてもらえる体制になっています。保育者同士の情報交換の場である「なかよし広場」も積極的に利用していくと良いでしょう。
海や山などの自然があり、子どもを遊ばせやすい環境も福岡県行橋市の魅力のひとつです。のびのびと健やかに子育てしたい人にはおすすめの街と言えるでしょう。
福岡県行橋市の土地価格相場
福岡県行橋市の公示地価は平成30年のデータで平均4万3,000円、坪単価は平均14万2,000円となっています。エリア別で見ると、行橋駅が一番高く、次に高いのが南行橋、最も低いのが新田原エリアです。ちなみに、行橋市の中で最も高額地点だったのは「行橋市西宮市1-9-13」で8万円、最低額だったのは「行橋市大字下稗田字日焼812番1ほか1筆」で1万4,100円でした。
1983年から35年分の統計を遡ると、公示地価の最高値は1997年の4万5,300円、最低値は2013年の2万9,475円になっています。最高値と最低値で1.5倍ほど違う計算です。土地価格の相場は、その年によって大幅に変動する可能性があるので、しっかりとチェックするようにしましょう。
圧巻の桜並木！福岡県行橋市の観光スポット
福岡県行橋市の観光スポットとして、まず上げられるのが「千本の桜並木」です。今川の両岸に咲き誇っている桜並木の美しさは圧巻の一言でしょう。天気の良い日に見れば、青空とのコントラストになるので、よりきれいな風景になります。市街地にも桜はたくさん咲いており、春らしい雰囲気です。宿場町として栄えた歴史を感じさせる行橋市は多くの観光客が訪れる人気スポットです。
まて貝がたくさん生息している長井浜では「まてほり」のイベントで干潮の時間はいつも盛り上がっています。まてほりとは、塩を使って穴からおびき出したまて貝を捕まえることです。大人から子どもまで幅広い年齢層に人気となっています。準備する道具は長靴、くわ、バケツ、塩、タオルだけです。まてほりのベストシーズンは3月から6月で、料金は大人500円、子どもは300円となっています。
行橋市には牡蠣直売所が複数あり、周防灘の牡蠣が堪能できるのも魅力です。周防灘の牡蠣はとても肉厚があり、味わいも深いため、遠方からたくさんの人が訪れます。冬になると牡蠣フェスタが開催され、さまざまな牡蠣料理が楽しめると評判です。
福岡県行橋市で充実のファミリー・ライフを
近隣都市へのアクセスが良好な福岡県行橋市なら、快適な生活が期待できます。子育ての環境も整っていますし、海や山に囲まれ自然が豊かです。土地代も大都市に比べるとお手頃ですので、ぜひ注文住宅を検討してみましょう。理想の場所、理想の家で幸せなファミリー・ライフを送ることができるはずです。
