イエばな

ライフプランまで考えるのが大切!マイホーム購入における資金計画

       

マイホームの購入は、人生に何度もない大きな買い物です。自由な間取りや素敵なインテリアのマイホームにあこがれ、実現させたい方も多いことでしょう。しかし、実際にマイホームを購入するためには、どのくらいの資金を準備しておけばよいのかなかなか予想が難しいものです。マイホーム購入の金額は、自分たちがどのような暮らしをしたいかで異なってきます。ここでは、資金の計画方法と貯蓄方法についてご紹介します。

素敵なマイホームを購入するために!押さえるべきポイントとは

マイホームの購入における大きな失敗とは、資金計画が不十分であったために、住宅ローンの返済が困難になることです。現在の収入などを考慮して、ある程度返済の見通しがあれば住宅ローンの審査は通ってしまいます。しかし、実際に住宅ローンの返済が始まってみると、月々の生活が大変になったという家庭もあります。
住宅ローンの返済金額の目安は、年収の25%以下といわれています。年収が600万円で25%の金額を返済しようとすると、月々の返済は12万5000円になります。自分たちの暮らしに当てはめてみるとどうでしょうか。この程度の金額なら払えそうと考える方もいるかもしれません。しかし、住宅ローンは何十年もの長い期間払い続けるものです。そのため、住宅ローンのことだけでなく、将来のライフプランも含めて検討することが大切です。日々の生活はもちろん、子どもの教育費や老後の資金などまで考慮しましょう。
マイホームを購入するために打ち合わせを進めていくと、当初の予算よりオーバーしてしまったという事例は少なくありません。あったら嬉しい設備やこだわりの内装を盛り込んでいくうちに、予算は膨らんでいくものです。優先順位を考えて必要な設備を選び取捨選択することが必要です。また家を広くすると費用が上がるため、大きすぎる家を建てないよう心がけましょう。そのため、マイホームを購入したいと思ったら、土地を探したりハウスメーカーに話を聞きに行ったりする前に、まずは資金計画をしっかり考えてから行動するのがポイントになります。

マイホーム購入の前に!準備すべき資金と住宅ローン返済のプラン

マイホームを購入する時、実際にどのくらいの費用を準備しておけばよいか考えてみましょう。まずは頭金についてです。頭金を十分に準備しておくと、住宅ローンの借入額が減ります。または、購入できるマイホームの選択肢が広がると考えてもよいでしょう。さらに月々の住宅ローンの返済額を減らすことができたり、住宅ローンの返済期間を短くしたりすることもできます。
しっかり貯めておくと安心な頭金ですが、マイホーム購入にあたっては諸費用も考慮しておくことが重要です。土地や建物の工事費用以外にもさまざまな費用が必要になりますが、それは基本的に現金で支払うことになっています。例えば、土地購入時には登記費用や仲介手数料など、住宅ローンを借りるためには手数料や保険料などがかかります。これらの諸費用は土地と建物の工事費用の8~10%程度で、数百万円の大金になるでしょう。諸費用を考慮し、生活費や教育費、不測の事態に備えた貯金を差し引いた金額を頭金として考えます。
今度はマイホームを購入した後の生活をイメージしながら、住宅ローンについて考えます。食費や日用品、衣類などの生活費、子どもがいる場合は教育費についても考えます。小学校から高校まですべて公立に通った場合、450万円程度の費用が必要です。この費用に加えて大学の授業料や家から出た場合の仕送りなども考えておきましょう。私立の学校の場合は数倍の費用が必要です。さらに、老後の資金はもちろんのこと、旅行などのレジャー費用も忘れてはいけません。
住宅ローンを払い始める年齢もポイントのひとつです。定年退職の時期に住宅ローンを払い終える計画であれば、住宅ローンを払いながら老後の資金を貯める必要があります。マイホームを購入する時に、4000万円の住宅ローンを組むとしましょう。30年で払い終えるためには、月々の支払いが13万円程度になります。支払いが大変だと感じるのであれば、マイホームを建てる土地や建物の大きさを見直して住宅ローンを少なくしたり、収入を増やしたりする対策をとらなければなりません。人生においてどのようなことに費用をどれくらいかけたいかは、それぞれの家庭で考え方が異なります。そのため、これだけ準備しておけば大丈夫という決まった金額を示すのは難しいのです。これまでに挙げた項目を参考にして、自分たちの生活に沿った費用を考えてみてください。

マイホーム資金を増やすために!働き方や暮らしを見直そう

マイホームの購入資金を増やすためには、収入を増やす方法と、支出を減らす方法があります。
収入を増やすためには、働き方を見直すことが必要です。副業を始めたり、妻が働いていないのであればパート勤務や在宅ワークで収入を増やしたりするのもひとつの方法です。また、マイホーム資金を増やすために親から資金援助を受けるという方法もあります。なかなか資金が増えないという場合は、貯め方を工夫するのも大切です。給与からの天引きや自動引き落としなどで確実に一定金額を積み立てていったり、金利が高くなるタイミングで定期預金に切り替えたりするとよいでしょう。
支出を減らすためには、家計の見直しが必須です。食費などの日々の出費は大きく節約することが難しく、あまり切り詰めるとストレスがたまりやすいものです。そのため、定期的にかかる支出から見直してみましょう。例えば、医療保険や学資保険などの保険、携帯電話やインターネットの料金プランを確認です。年会費のかかるクレジットカードやサービスも整理してみましょう。さらには、自家用車の必要性について考え、レンタカーなどで代用が可能であれば処分するという方法も有効です。

RANKING 人気記事ランキング

  1. 新築の平屋に住みたい!価格相場や予算はどのくらい?
    1
    新築の平屋に住みたい!価格相場や予算はど…
  2. 憧れのマイホーム購入!予算の相場と平均費用はどうなっている?
    2
    憧れのマイホーム購入!予算の相場と平均費…
  3. 所有権と借地権、同じ土地の権利でも違いに注意!
    3
    所有権と借地権、同じ土地の権利でも違いに…
  4. タイプごとに予算が変わる!?二世帯住宅の価格相場は?
    4
    タイプごとに予算が変わる!?二世帯住宅の…
  5. 30坪の家を広く見せる間取りが知りたい!
    5
    30坪の家を広く見せる間取りが知りたい!

LET’S MAKE A HAPPY HOUSE 幸せ家づくりレシピ