新しく住居を構える際に、間取りや設備も気になるものですが、実際に住む街の様子を事前に知っておくこともとても大切です。地域によって生活や子育てに関する制度や環境もさまざまですし、周辺施設や交通機関によっても、今後の住み心地に大きく関わってきます。この記事では、北海道上川南の環境や住みやすさについて紹介します。
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自然が豊かで食べ物が美味しい!北海道ってこんな県
北海道は日本最北端にあたる都道府県です。北側をオホーツク海、西側を日本海、南東側を太平洋と、日本で唯一3つの海に囲まれています。人口は全国で7番目に多い約533万9,539人です。北海道の面積は日本の都道府県で最も広く、8万3,423.84km2で、これはなんとオーストラリアとほぼ同じ面積になります。また、この広い面積のうち、約7割は森林で、自然環境に恵まれています。北海道の気候の特徴のひとつに、梅雨がないことがあげられます。これは梅雨をもたらす梅雨前線が、北海道へ北上する前に勢いが衰えたり消滅したりするためです。また、台風の直接的な上陸も比較的少ないのも特徴です。北海道では一部の地域を除いてほぼ全域が亜寒帯気候で、年間を通じて気温が低く、25℃以上の熱帯夜もほとんどありません。夏と冬の気温差は大きく、冬は氷点下以下になる日が多いです。また、北海道は全域が豪雪地帯で、地域によっては10月下旬には初雪が見られる箇所もあります。しかしながら、広大な土地に恵まれている北海道は、自然が豊かで乳牛などの畜産業や農業が盛んです。日照時間の長さもあり、北海道で撮れる野菜はとても美味しいことで有名です。海に囲まれた北海道ならではの海の幸もあり、北海道の食べ物は美味しいものが多いのが特徴です。
上川南は住みやすい?地価推移や人口推移を検証
上川南の住みやすさを調べるためには、上川南の地価推移や人口推移も確認しておきましょう。北海道と上川南の地価は2008年にピークを迎え、その後緩やかに低下しています。そのため住居を建てようと思った場合、リーズナブルに土地を購入することができます。また、人口に関しては2000年にピークを迎え、以降ほぼ横ばい状態になっています。
子供にとって環境は良い?福祉制度について解説
石狩街上川南の福祉制度や学校環境は比較的整っていると言えます。石狩市では、子どもの保険内診療のうち、一定の自己負担限度額を超えた分を助成する制度があります。0歳から小学1年生に対しては、所得の制限なしに、通院や入院の初診時、医科580円、歯科510円、柔整270円の自己負担限度額を超えた分が助成されます。小学2年生から中学生に関しては、通院に関しての助成はありませんが、入院時の助成制度が設けられています。入院時の助成に関しては、入院時に申請が必要だったり、所得に応じて制限が設けられたりしているので注意が必要です。
子育て世帯や将来子どもを考えている夫婦にとっては、近隣の教育機関の整備も気になるところです。石狩市内には保育園が9カ所、幼稚園が4園設置されています。また、小学校は13校、中学校は8校、高校は2校あります。子育て中の親子がほかの親子やスタッフと交流をしたり、子育てに関する相談をしたりすることができる子育て支援センターや子育てひろばも5カ所設置されていて、子育てするには充分に整った環境が用意されていることがわかります。
子育てしやすい環境!上川南の良い所とは
上川南が医療や教育機関の点で子育てしやすい地域だということがわかりましたが、近隣の施設も気になります。上川南付近には、大きな公園がたくさんあります。予約不要で焼肉ができるサスイシリの森という公園や、池や噴水がある紅葉山公園、子供が喜ぶ大型の遊具がある紅南公園など、魅力にあふれる公園があるのも、子育て世代には嬉しいポイントです。また、石狩市には市民図書館があります。図書館ではDVDや映画の上映会がおこなわれたり、おはなしボランティアによるおはなし会がおこなわれたり、紙芝居の読み聞かせやおもしろ科学実験室など、子どもが喜びそうな家族で楽しめるイベントが盛りだくさんです。
上川南がある石狩市では、年間を通して市民が参加できるイベントが用意されています。たとえば、春から初夏の間は水揚げされた新鮮な魚介類を格安で直売している朝市が開催されていたり、屋台や花火を楽しめるみなと祭り、マラソン大会などのスポーツイベントが開催されていたりと観光イベントが多いのも、地域の行事に家族で楽しめる嬉しいポイントです。
上川南付近はおいしい食材も豊富です。春は朝市で新鮮な魚を、夏はサクランボ狩りやトマトの収穫、秋になるとサケの遡上を見ることができ、冬になると飯寿司という郷土料理を楽しめます。
また、海水浴場やキャンプ場、山もあり、子どもも大人も魅力にあふれる自然を肌で感じられます。乗馬やシーカヤック、地引網を体験できる施設もあり、大自然に囲まれたなかで、のびのびと子育てをしたいと考えている若い夫婦にとってはとても魅力的な地域です。
さらに、上川南は保育園や幼稚園が充実しているだけでなく、いざというときに頼れる小児科が多いのも嬉しいポイントです。周辺の様子としては、上川南は比較的自動車の騒音が少なく、近隣に緑が多いので、子育てに適した環境と言えます。
不便があるかも!上川南の悪い所とは
豊かな自然にあふれ、子育て世帯にとって非常に魅力的な上川南ですが、実際に上川南に住むうえで不便に感じるかもしれない部分もあります。
まずは気候に関することです。上川南は風が強く、また雪が多い地域です。冬になると雪が積もるため、雪かきが必要になってきます。一定の基準以上に積もった場合は、市としても除雪車を出して除雪作業にあたってくれますが、自分たちで雪かきをしなければいけない場合もあるでしょう。雪かきに慣れていない人にとっては、連日の雪かきは重労働に感じられるでしょう。また、公共の乗り物に関しては充実しているとは言えません。そのため、移動はもっぱら自家用車が主になってきます。自家用車に関しても、やはり冬は雪が多いので、雪に対応できる装備を用意する必要もあります。また、静かな環境柄、大通りから少し中道に入ると街灯が少ないのも不安に感じられる部分でしょう。
北海道に家を建てるなら!注文住宅について考えよう
北海道は広大な土地や自然、そしておいしい食材が豊富にあることも魅力な場所です。北海道の上川南は、緑の豊かな自然に囲まれ、子育てをするための施設や制度も充実しているため、これから子育てをする若い世帯が住むためにはとても良い土地です。土地の価格も比較的お安く手に入りやすいので、家族の理想の条件にピッタリの土地を探すのも楽しいですよね。
上川南には子どもから大人まで楽しめるイベントやレジャーも多く、開放的でのびのびとした暮らしが期待できます。休みの日は、どこまでも続く広い道を自家用車でドライブしても気持ちが良いものです。広い庭に畑を作り、北海道の恵まれた気候の下で家庭菜園を楽しめるでしょう。北海道の畑では、おいしいトマトやじゃがいも、トウモロコシなどを収穫できます。
このように魅力たっぷりの上川南で生活するなら、注文住宅がおすすめです。北海道の厳しい冬の寒さに耐えるには、高気密高断熱の住宅が欠かせません。お気に入りの素材や仕上げ材を選んでみたり、こだわりの断熱材を入れてみたり、窓に工夫をしてみたりなど、注文住宅ならではの理想の住居を手に入れられます。寒さが厳しい地域に住むなら、家族がいつでもホッとできるように、お風呂にこだわってみるのも良いですね。北海道に家を建てるなら、こだわりの注文住宅で快適な家を手に入れましょう。