マイホームを建てることは多くの人にとって大きな目標だといえます。そして、家を建てるときは、景観の良さや便利さなど周囲の住環境が住みやすさにつながります。土地の価格などももちろん大切ですが、それ以外の条件もしっかり吟味して、家を建てる場所を選びましょう。この記事では、香川県内で人気の街について説明していきます。
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香川県とはどんなところ?
四国地方の北東部に位置しているのが香川県です。香川県の県庁所在地は高松市になっています。県内の人口は約96万人で、愛媛県に次ぐ四国2位です。県の面積は1,876.77平方キロメートル、県内の市町村数は8市9町になります。
香川県はここがすごい!有名な観光名所は?
1年を通して比較的暖かい気候が続くうえ、降水量が少なく日射量が多い特性を持っているため、香川県は住みやすい地域だといえます。特産品としては「讃岐うどん」が代表的です。通常のうどんよりもコシが強い讃岐うどんは全国的にも流通しているほど有名になっていますが、観光しながら食べる地元のうどんはより味わい深いものがあります。伝統工芸としては「保多織」や「香川漆器」などがさかんに製造されています。
香川県を代表する観光名所としては、「金刀比羅宮」が挙げられるでしょう。通称「こんぴらさん」として全国的な知名度がある神社であり、「商売繁盛」「大漁」などのご利益があるとされています。また、金刀比羅宮から眺める景色は四国を代表する絶景のひとつに数えられるでしょう。そのほか、香川県は豊かな自然に恵まれており、「エンジェルロード」「津田の松原」といった海に関する観光名所が人気です。一方、山の名所にも「寒霞渓」があり、「21世紀に残したい日本の自然100選」にもランクインしました。
豊かな瀬戸の街!高松市の住みやすさは?
2018年6月時点のデータで、高松市の人口は41万9,705人、世帯数は18万6,455でした。県庁所在地である高松市は観光施設や福祉施設が充実しているほか、大型ショッピングモールがあるなど、消費活動の面でも便利です。また、行政が積極的に育児から障害児との接し方まで、さまざまな家庭への相談・指導を受け付けています。2018年3月時点で「子育て世代包括支援センター」を5カ所に設置するなど、子どものいる家庭への支援には力を入れています。
高松市を代表する観光名所が「栗林公園」です。四季折々の自然が楽しめる名園であり、観光客のみならず地元民のオアシスにもなっています。そのほか、「新屋島水族館」、「さぬきこどもの国」など、ファミリー層に人気のスポットが多いのも高松市の大きな特徴です。交通の便に目を向ければ、「JR四国」と「高松琴平鉄道」、2つの鉄道が走っており、市内の移動には苦労しません。主な買い物スポットは、ことでんグループ運営の「ショッピング・レインボー循環バス」でも巡回できます。
香川県第二の都市!丸亀市の住みやすさは?
2017年時点で丸亀市の総人口は11万23人でした。丸亀市は「移住」を希望する人について厚く支援をしている地域であり、希望者を対称にした説明イベントなどを積極的に開催しています。丸亀市内にとどまらず、東京などの県外でも説明会を行い、より豊かな環境づくりに尽力しています。そんな丸亀市は子育てについてもサポート体制を整えている地域です。「子ども・子育て支援新制度」によって、子どものいる家庭の問題をともに乗り越えていく姿勢を打ち出しているのが魅力です。
丸亀市を代表する観光スポットといえば、「丸亀城」でしょう。「日本の百名城」に選ばれるなど、荘厳な景観で多くの観光客から愛されています。そのほか、特産品であるうちわを楽しく紹介する「うちわの港ミュージアム」も、世代を問わずに楽しめるスポットとなっています。丸亀市の移動は電車がおすすめです。JR西日本が通っているため、市内外へのお出かけには特に弊害がありません。車で20分ほどで高松自動車道坂出インターチェンジにたどり着けるため、遠出も支障なくできるでしょう。
自然災害の少ない街!観音寺市の住みやすさは?
四国は気候こそ穏やかではあるものの、台風などの自然災害にあいやすい特徴があります。その点では、災害の事例が少ない観音寺市に家を建てるのも健全な選択だといえるでしょう。観音寺市の人口は2018年6月時点で6万755人です。スポーツやボランティアに力を入れているほか、人権問題への取り組みにも積極的であり、すべての市民が平和に暮らせる環境づくりが行われています。「ひとり親福祉」「児童福祉」なども充実しており、さまざまな事情を抱えた家庭をサポートできるよう、行政が高い意識を持ち続けています。
観音寺市の代表的な観光名所は「有明浜」でしょう。「日本の渚100選」に選ばれた絶景は、朝夕どんな時間帯に訪れてもおすすめです。また、数々の日本映画でロケ地になっているのも観光客が絶えない理由のひとつです。そのほか、「観音寺松原」「根上がり松」といった自然の美しさも有名だといえます。
観音寺市にはJR西日本をはじめとする鉄道が通っており、岡山や高松まで1時間程度で移動可能です。また、インターチェンジまでの距離も近く、交通の便には恵まれているといえるでしょう。
香川県でこれから人気の出そうな街は?
高松市や丸亀市のようなすでに発展を遂げている市以外でも、これから注目されそうなエリアが香川県はあります。まず、フレンドリーな人々に囲まれて楽しい生活が期待できる坂出市です。人口は5万3,592人と決して多くはありませんが、公立保育所も子育て支援センターも設置されており、ファミリーで住むには支障ありません。「常盤公園」をはじめとして、子どもと遊べる公園もあります。交通手段としてはJR西日本のほか、インターチェンジまでの距離も近いのが魅力です。
「四角いスイカ」などの珍しい特産品があり、自然に恵まれた穏やかな環境が特徴の善通時市も、香川県内では住みやすいエリアです。人口は2018年6月時点で3万2,590人です。善通時市は子育てマップを発行したり、育児に関するセミナーを開催したりと保護者のサポートに熱心なので、安心して子どもと一緒に暮らせます。「皇子児童公園」など、子ども向けの公園があるのもメリットでしょう。移動手段としてはJRのほか、小回りの効くバスがおすすめです。
そして、海と山に囲まれ、数々の観光名所を擁するさぬき市も穏やかに暮らせるエリアです。2015年時点でさぬき市の人口は5万272人でした。さぬき市は保育所のほか、「放課後児童クラブ」「児童館」なども設置し、育児をサポートしています。また、「みろく自然公園」など、景観の美しい公園を親子で訪れることも可能です。さぬき市はJRをはじめとする鉄道のほか、高速道路も充実しており、都市圏への外出にも問題がありません。
香川県の建築実例
建築実例1. 音楽室のある家
広々した空間に家事動線と利便性を重視したお住まい。抜群の防音性能を持たせた音楽室で趣味のドラムも楽しめるお住まいが完成しました。
詳細情報:香川県の建築実例「音楽室のある家」
建築実例2. ガレージのある家
ビルトインガレージ&プライベート中庭がある住まい。将来を見越しての平屋ですが、趣味と実生活がしっかりと融合されています。
詳細情報:香川県の建築実例「ガレージのある家」
建築実例3. 日常生活を楽しむ家
こだわりぬいた間取りは、世界に一つの理想の家。家族みんなが”毎日を楽しむ”。そして成長していくお子様との思い出が詰まっていく家。
詳細情報:香川県の建築実例「日常生活を楽しむ家」
香川県で人気のある街で暮らそう!
家を建てるエリアとして、香川県は非常に恵まれた条件を持っています。まず、気候が穏やかなので快適な環境での生活が期待できます。ご年配から小さな子どもまで健康的に暮らせるでしょう。また、観光名所やレジャー施設も充実しているので、家族サービスのバリエーションも増えます。特に、公園の多さは香川県の大きな特徴でしょう。高松市のような都市部だけでなく、郊外エリアであっても子どもと一緒に遊べるスポットに恵まれています。何より、行政による子育て支援が積極的なのは見逃せないポイントです。
特に、幼い子どもの育児では不安になる場面が少なくありません。そんなとき、行政からのアドバイスがあると保護者は心強く感じられるものです。これらの条件を吟味したうえで、土地探しの参考にしてみましょう。