中心市街地は大型の商業施設などが建ち並び、にぎやかで便利な一方、静かで自然が豊かな場所もある神奈川県。エリアによってさまざまな雰囲気を感じられるため、希望に合った生活を実現しやすいことが大きな魅力です。観光スポットとしても住宅地としても人気の高い神奈川県内で、ファミリー世帯が住みやすいエリアを5つ紹介します。
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人気スポットがいっぱいの神奈川県
神奈川県は、2018年4月1日現在の推計人口が約916万人で、東京都の次に人口の多い都道府県です。横浜市、川崎市、相模原市の3つの政令指定都市があり、これらの都市はショッピングやグルメが楽しめる施設が特に充実しています。また、公共交通機関も発達しているため、都心部へのアクセスが非常に良好であることも特徴です。中心市街地から少し離れると、自然を満喫できるスポットも多くあるため、子どもを連れて出かける際にも不自由がありません。おしゃれな雰囲気のビーチや、子どもでも楽しめる安全な海水浴場などが点在する神奈川県は、海辺に住みたいと考えている方に最適です。また、内陸部は高低さまざまな山があります。初心者や子どもでも挑戦しやすい丹沢山や、登山に慣れた熟練者向けの鍋割山など、週末やちょっとした休みに家族で出かけることも可能です。そして、山が多い神奈川県は天然温泉が楽しめる施設もあります。世界的にも知名度の高い箱根で温泉を満喫するもよし、駅から近い便利な温泉施設で日帰り温泉を楽しむもよし。東京からもアクセスが良く、大都市であるイメージが強い神奈川県は、海や山、温泉も充実した自然の魅力にあふれた県なのです。
県内全体に目を向けてみると、レトロとモダンが調和した景観を至るところで目にすることができるでしょう。思わず家族で写真を撮りたくなるようなおしゃれなカフェやレストランが軒を連ねるエリアもあれば、風情ある歴史的建造物もあります。桜木町駅や関内駅から徒歩圏内にある赤レンガ倉庫や神奈川県立歴史博物館などは、一年を通して多くの観光客でにぎわっています。
オシャレな生活エリア横浜市青葉区
神奈川県内で住みやすいエリアとしてまず挙げられるのが、横浜市青葉区です。地域によっては、産婦人科や小児科のある医療機関の不足が問題になっているところもありますが、青葉区はこれらの医療機関が多い傾向があります。子どもを持ちたいと考えている方や小さな子どもがいる世帯にとって、安心して暮らせる環境です。大手、個人経営問わず学習塾も充実しています。0歳児から通える能力開発を目的とした塾や、小学生以上の子どもを対象とした学習塾など、子どもの学力や年齢、進学先に合わせて自由に選択することが可能です。また、青葉区は商業施設、商店街、住宅街に区分けがされており、エリアごとにまったく異なる景観を持っています。大型のショッピングモールや複合型商業施設が建ち並ぶ区域は、家族連れで買い物や飲食を楽しむことができます。昔ながらの商店街は、安い衣類や食材を売るお店が軒を連ね、普段の買い物に最適です。このように区分けがされているため、閑静な住宅街で喧騒から離れた生活ができるとともに、治安の良さも保たれています。落ち着いた暮らしを求める家族におすすめのエリアです。
ファミリー世帯が多い横浜市都筑区
若いファミリー世帯が多く住んでいる横浜市都筑区もおすすめの住宅地です。小さな子どもを持つ家族に人気の理由として、1点目に保育園や幼稚園が多く立地していることが挙げられます。日本全国の主要都市で待機児童問題が深刻になっていますが、横浜市はすでに待機児童0を達成していることでも有名です。特に都筑区は保育園や幼稚園が充実しているため、共働きの職場や自宅からのアクセスを考慮して選択しやすい環境にあります。さまざまな特色を持つ学校も多く、小学生以上の子どもを持つ家庭にとってもメリットが多いといえるでしょう。2点目は、緑の豊富な広い公園があり、子どもたちが安心して遊ぶことができるという点です。そして3点目は、普段の生活には欠かすことができない医療施設も充実しているということです。子どもの教育面や安全面を特に重視している家族におすすめのエリアとなっています。
商業施設が多い川崎市川崎区
川崎市川崎区は、神奈川県や東京都の都心部へのアクセスが大変便利です。中心駅であるJR川崎駅から横浜駅や品川駅までは電車を利用して10分以内で行くことができます。川崎駅周辺も公共交通機関や商業施設が整備されており、普段の生活に不便を感じることはほとんどないでしょう。特に駅の東口はにぎやかな歓楽街となっており、夜遅くまで営業している飲食店がたくさんあります。このため、子どもを持つ世帯が生活するには不向きであるとのイメージを強く持っている方も多いかもしれません。しかし、西口はそんなにぎやかさからは想像できないような閑静な住宅街が広がっているため、子どものいる家族も多く住んでいます。また、川崎駅から少し歩くと、野球場やプール、広場などが併設された広い公園があります。家族で、または友達同士で思いっきり遊び、休日を楽しく過ごすことができるでしょう。
都心まですぐ!川崎市中原区
同じ川崎市内の中原区は、関東圏でも特に人気の高まっているエリアです。再開発が進んでいる武蔵小杉駅は、JR湘南新宿ライン、横須賀線、南武線、東急東横線、目黒線の合計5つの路線が乗り入れており、そのアクセスの良さが注目されています。品川駅や横浜駅まで15分ほどで行くことができるため、職場が東京都内や横浜にある方は通勤に大変便利です。武蔵小杉駅の再開発エリアには高層マンションがいくつも並んでいます。近代的な風景を望むことができるとともに、住民の憩いの場となっている広場も点在しており、さわやかな緑が多いのも印象的です。一方、武蔵小杉駅の南口には、250mにも及ぶ商店街があります。何年も営業を続けている老舗の居酒屋や、昔ながらのカフェなど、注目を浴びる武蔵小杉駅の姿とはまた違った一面を見ることができます。安くておいしい食材や惣菜のお店もあるため、毎日の買い物としても利用できるでしょう。そして、子どもを持つ世帯にとって大切なことが、教育環境です。武蔵小杉駅の周辺には市立図書館や無料で使用できる学習スペースがあり、子どもだけでも安心して利用することができます。
湘南地区にある藤沢市
相模湾に面しており、観光都市としても有名な藤沢市も住みやすいエリアです。ビーチが有名な湘南は、のんびりとした雰囲気と景観の良さから人気を集めています。たとえば、江の島や富士山、箱根・伊豆方面にそびえる山々を望むことができる片瀬西浜・鵠沼海水浴場。このビーチは遠浅で波も穏やかなため、子ども連れのファミリー層も訪れています。また、設備の整った病院も多く、行政と医療機関が提携して子育て支援や医療支援を積極的に行っていることも特徴です。家族のけがや病気といった緊急時だけでなく、日常生活においても役立つ支援が充実しています。観光地としてのイメージが強い藤沢市ですが、市内の各地に小学校と児童館が多く見られます。児童館は小学生が放課後に勉強や遊びなどで利用することができる施設で、両親が共働きの家庭や自主学習の習慣をつけさせたいと考えている方に最適です。家族でのレジャーや子育てのしやすさを重視する方に最適なエリアといえます。
湘南の夏を彩る七夕・花火の街平塚市
神奈川県の中央部にある平塚市も、ファミリー層に人気です。江戸時代に東海道の宿場町として栄えた平塚は、現在は人口約25万人の工業都市として発展しています。さまざまな大企業の工場が集積している平塚市は交通網も充実しています。JR平塚駅には東海道本線の上野東京ラインと湘南新宿ラインが乗り入れており、都心へのアクセスは抜群。また、平塚駅を挟むように国道1号線と134号線が通っており、車でのアクセスも良好です。神奈川のバス路線を網羅する「神奈川中央交通グループ」が本社を置く街でもあります。
毎年開催される約150万人規模の七夕祭りや、3,000発の花火が打ち上がる花火大会など、家族で楽しめるアクティビティも豊富です。サッカーJリーグのチーム、湘南ベルマーレの本拠地でもあります。また、平塚市は子どもの情操教育にも力を入れています。赤ちゃんとの絵本の楽しみ方を、本のプレゼントとレクチャーでサポートする「ブックスタート制度」はその代表的なものです。平塚八幡宮などの歴史を感じる建造物や、いちごやきゅうり、トマトなど豊かな農産物もあり、子どもがすこやかに育つ環境を備えています。
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美しい水と緑のベッドタウン座間市
横浜市や川崎市、東京都に通う人のベッドタウンとして人気なのが、人口約13万人の座間市です。神奈川県のやや北部にあり、鉄道は小田急線とJR相模線、国道は246号線が通っています。県内はもとより、東京都への交通網も充実しているのが特徴です。日産自動車座間工業を中心に工業が盛んでしたが、閉鎖後の現在は商業化が進んでいます。また、陸上自衛隊や米陸軍の防衛拠点という側面もあります。
都市部に近い便利さを備えながら、自然が豊かなこともファミリー層には魅力です。水道水の86%は地下水を利用しており、ミネラル分が多くまろやかで家庭料理の味を引き立てます。ダンスやパレードで盛り上がる緑化まつりや、雄大な相模川での大凧まつりは、自然の景観を重視する座間市ならではのイベントです。県立の座間谷戸山公園では、ホタル鑑賞や昆虫ウォッチングのイベントが盛んで、家族で自然との触れ合いを楽しめます。思いっきり遊んだ後は天然湯の座間温泉で汗を流すのも良いでしょう。新生児のいる家庭に市が紙おむつなどの育児用品をプレゼントする「ざまりんすくすくギフト」なども、子どもを持つ世帯に心強い支援です。
横浜や都内のベッドタウンとして人気の厚木市
シロコロ・ホルモンなどのB級グルメで知られる厚木市は、神奈川県の中央部にある人口約22万人の街です。厚木市の特徴は、さまざまな工業や商業が集積し、神奈川の交通や物流の一大拠点となっているということ。新宿へアクセスできる小田急線本厚木駅を中心に、国道246号線や東名高速のICが通る、自動車交通の要所といえる街です。また、充実した路線バス網も市民の足として貢献しています。横浜や東京へ通う人のベッドタウンでありながら、夜間より昼間の人口が多いというのは珍しい特徴です。
交通網に加え、緑豊かな環境を備えているのも厚木市の特徴です。市内の東丹沢七沢温泉郷は、市によって森林セラピー基地に認定されています。これは医学的エビデンスをもとにリラックス効果が実証された地域のことで、気軽に日帰りセラピーを体験できるのが魅力です。緑豊かな環境でゆとりのある修学ができることから、神奈川工科大学や松蔭大学など複数の大学が厚木市にメインキャンパスを置いています。市が提供する「マイタウンクラブ」も転入者に嬉しいネットサービスです。登録すると地域の公共施設やイベントの予約、支援情報を検索することができ、新しい土地での生活に役立つでしょう。
神奈川県の建築実例
建築実例1. ご夫婦のセンスが光るお宅
和室・キッチン。どこをとっても素敵なお宅。ご夫婦のセンスがとても光っています。
建築実例2. 重厚感溢れるこだわり抜いた洋館の家
シンプルモダンでありながら、シックな色合いで高級感を演出した外観のお住まいです。
長く住むことを考え、風通しや日当たりなどの快適性に配慮するのはもちろん、主婦目線で家事導線がスムーズである事、親の目線でリビングイン階段等家族のコミュニケーションが取りやすいこと等、機能的にも家族みんなが快適に過ごせる間取りになるようにこだわりました。
詳細情報:神奈川県の建築実例「重厚感溢れるこだわり抜いた洋館の家」
建築実例3. 森をイメージしたお家
”森”をイメージしたお宅。その中にも青をアクセントとして海のイメージを取り入れ、”大自然”の中にいる様な安心する、快適なお宅です。
緑と白の外観、木々をイメージした木を肌で体感できる、まさに”湘南スタイル”のお宅です。
エリアによって個性が違う神奈川県
エリアによって、さまざまな雰囲気を持つ神奈川県は、都会的な風景が好き、のんびり過ごしたい、にぎやかな場所に住みたいなど、希望に合わせて住宅地選びができます。住環境を選択するうえで自由度が高いことが大きなメリットです。これから住宅の購入を考えている方は、ぜひ神奈川県を候補地に選んでください。