# 03 MICHI AWAYA
INTERVIEW
この仕事に就いて
“まだ”15年
家づくりの後悔をなくすことが、
私の役目
あわや みち 粟屋 美知
不安を、期待と希望に
初めてご来場される方は、とにかく緊張されています。間取りのこと、予算のこと、性能のことなどに不安を抱えている方もいれば、自分が何を不安と感じているかわからないという方もいらっしゃいます。
私の役目は、まずこういった不安を「期待」や「希望」に変えることです。不安を作る要素を紐解き、一つひとつ解決していく。この過程で、明らかにお客様の表情が和らいでいくんですよ。私の取り柄は笑顔なので、不安を抱えているお客様にも常に笑顔で接するようにしています。
徐々にですが、漠然とした不安が本質的な不安になっていき、解消されて笑顔になっていくお客様のお姿を見ると、嬉しいのと同時に、これから始まる家づくりに私自身も期待と希望を感じてワクワクしますね。
後悔のない家づくりをサポートしたい
「希望」だけを取り込めば、良い家になるとは限りません。たとえば「カッコいい家」は、ときに不便なことも。また「好き」だけを基準に壁や建具の色柄を選ぶと、バランスが悪くなってしまいかねません。
色や柄には空間を広く見せる効果や精神面に与える影響もあるので、専門的な視点からもアドバイスさせていただくようにしています。夢を壊すようなことにもなってしまいかねませんが、住んでから後悔することがないようにサポートさせていただくのが私の役割ですからね。
この仕事を始めてから、15年になります。これまでお客様が悩まれたポイントや住んでからのご感想は、他のお客様にも参考になります。とはいえ、ご要望はご家族ごとに異なるので、毎回、新たな気持ちで家づくりのお手伝いをさせていただいています。
この仕事は社会貢献でもある
話が大きくなりますが、ユニバーサルホームのエコで頑丈で快適な家を増やしていくことは、その地域にとって、ひいては日本、世界にとっても良いことだと思っているんです。それに貢献できることは、社会人としても一人の人間としても非常にやりがいがあるとともに、私の使命でもあると感じています。
ご家族の大切な家づくりに携わらせていただくことも、貢献の一つですよね。だって、家次第でご家族の未来が変わるのですから。責任も重大です。社会的意義があり、たくさんの人と出会える仕事なので、学ぶことはたくさんあります。
必死に頑張ってきて「もう15年」という気もしますが、実際には「まだ15年」です。これまでの経験と持ち前の笑顔を強みに、今後も多くのご家族にとって最適な住まいをご提案していきたいですね。