

28年前、水害に見舞われたことを機に
ユニバーサルホームで家を建て替えられたY様。
15年前には、息子さまもユニバーサルホームで新居を建てられました。
ご両家ともに重視したのは、災害に強い家づくり。
父から息子へ。
二世代にわたるユニバーサルホームでの家づくりと、
そこで育まれる家族の暮らしについて伺いました。
お父さまが28年前にユニバーサルホームで家を建てたきっかけは、水害だったといいます。
「家を建て替える前に2度、大きな水害に見舞われたんです。2度目は床上まで浸水したので、床も壁もダメになってしまって。当時はまだ子どもたち3人も家にいて、親や妹を含めた7人家族。とにかく、家族を守れる災害に強い家を建てたいと考えていました。ユニバーサルホームの決め手になったのは『ALC外壁』です」
ALC外壁とは、軽量でありながら、耐震性や耐久性、耐火性に優れ、遮音性も高いという特徴のある外壁です。建て替え後は水害に見舞われることはなかったといいますが、2005年の福岡県西方沖地震や2016年の熊本地震でも損傷は見られず、壁紙や内装もきれいな状態を保っています。
「2年前に一度、外壁の塗装をしましたが、これまでメンテナンスしたところといえばそれくらいです。そろそろ壁紙も貼り替えようかと話していますが、30年近く、ほとんどメンテナンスフリーでいられたというのは非常にありがたいことですよね」とお母さま。
建て替え後のご実家に7年ほど住んでいた息子さまも、ALC外壁の効果を実感していたといいます。
「この辺りは近くに自衛隊の基地があって、昼夜問わず航空機が飛んでいます。もう慣れっこで、家を建てる際には特に防音を意識していなかったのですが、窓を閉めればほとんど音が聞こえません。南側に面したリビングは日が入って暖かいので、冬でも日中は暖房を切ってしまうほどです。住んでから気づいた良さもたくさんあります」
お父さまは「メーターモジュールも大正解だった」と振り返ります。
メーターモジュールとは、建物を設計する際の基準法の一つで、ユニバーサルホームでは標準仕様としています。日本で古く使われている「尺モジュール」は91㎝を基準としていますが、メーターモジュールの基準は100㎝。基準の寸法が長いため、暮らしの中で広がりを感じることができます。 奥さまは、ご高齢になってきたことで、さらにメーターモジュールの良さを実感しているようです。
「とくにメーターモジュールの良さを感じるのは、廊下や階段、トイレや間口など狭いところ。わずか9㎝の差ですが、とても広く感じます。私たちも高齢になってきましたので、廊下や階段が広いと手すりも付けやすく、安全に歩行できるのもいいですよね」
一方で、「天井高ももう少し高くしても良かったかも」とご夫婦は話します。
ご実家の天井高は、240㎝。建築基準法では「210㎝以上」と定められており、240㎝は現在の住まいでも一般的な天井高となりますが、わずか数㎝の差でも広く、開放的に感じられることを実感されたこともあって「10㎝だけでも天井を高くすればもっと開放的だったかもしれない」と感じられているようです。
息子さまがユニバーサルホームで家を建てたのは、上のお子さまが小学生になった15年前のこと。今でもご夫婦と2人のお子さまの4人で暮らしています。
息子さまは、建て替え後のご実家で7年間過ごした後ご結婚され、賃貸住宅に住まわれていましたが「家を建てるなら絶対ユニバーサルホーム」と心に決めていたそうです。外壁はご実家と同じく「ALC外壁」を採用されています。
「実家を建て替えた後の感動がとにかく大きくて。私も建て替え前の実家で水害を経験しているので、災害に強いことは家を建てるうえでの絶対条件でした。実家を建てたあとに、ユニバーサルホームさんの代名詞となった『すご基礎×心地ゆか』も、決め手の一つでしたね」
床下のない完全密封構造の「すご基礎」は、地震や水害に強いだけでなく、シロアリや湿気にも強いため、建物の耐久性も維持されやすい基礎。この基礎を活かした「心地ゆか」は、1階全面の床暖房です。
「家づくりでは、家族の距離が離れないことも重視しました。リビング階段にして、洗面室もリビングから行く動線にしています。ただ、何より家族間の距離を保ってくれているのは『心地ゆか』ですね。上の子は成人して、下の子も高校生になりましたが、リビングが暖かいので自然と集まってくるんですよ」
冬の間は、電力が安い夜間に床暖房を付け、朝方には切って日中は余熱で過ごしているのだとか。こたつも、よほど寒い時期を除いて電源はOFF。床からの熱で十分暖かいといいます。
「洗面室はタイルなので、とくに暖かく感じます。子どもが小さいころは湯冷めの心配もなく、重宝しました。これからは、ヒートショック予防にもなるので安心ですね」と奥さま。
キッチンは、ご実家と同じ「L字型」を採用。もちろんキッチンも「心地ゆか」なので冬も夏も快適に家事が可能です。
「実家の影響は大きかったと思います。L字型のキッチンは物も入るし、動線もいいということを体感していましたからね。実家の良いところに加え、さらに進化した性能、仕様を取り入れることで、15年経っても色褪せない、非常に満足できる家になりました。両親が私たちの家に遊びにくると『床暖房いいわねぇ』とよく話しています」
ご実家の建て替えから28年、息子さまが家を建ててから15年。ご両家ともに、家を建てた当時と家族構成やライフスタイルは変わりましたが、家族を育み、守ってきた家を、これからも大切に住み継いでいきたいと話します。
「実は息子だけでなく、甥っ子や姪っ子もユニバーサルホームで家を建てているんですよ。家は、実際に体感してこそ、その良さがわかります。『こんな家を建てたい』と思ってくれるのは、非常に嬉しいことです」とお父さま。
息子さまは「実家がそうであるように、子どもたちが独立しても『帰ってきたい』と思ってくれる家であり続けてほしい」と話します。家への想い、家族への想いは、世代を超えて引き継がれているようです。