INTERVIEW INTERVIEW
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夫婦2人から4人家族へ
14年前の家づくりと
これまでの暮らし

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14年前、結婚を機にユニバーサルホームで
家を建てられたO様ご家族。
2人のお子さまが産まれ、
今では家族4人で暮らしています。

冬は氷点下二桁になることもある北海道でも
暖かく過ごせているのは
「大きな吹き抜けと
心地ゆか(1階全面床暖房)のおかげ」
だといいます。

家族構成が変わり、2人のお子さまは小学生に。
14年前の家づくりと、
これまでの暮らしについて伺いました。

注文住宅で家を建てることが夢だった

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14年前にこの家を建てられた頃は、ご主人さまも奥さまも20代。当時はまだお子さまはおらず、結婚を機に家づくりを始められたといいます。

「仕事がら出張が多く、それまでは色々なところを転々としていました。長く住むことを前提に選んでこなかったので、冬は寒く、凍えるような家もありました。ずっと『家を持つなら暖かく、しっかりした注文住宅にしたい』と考えていたんですよね。集合住宅や分譲住宅は選択肢にありませんでした」とご主人さま。

「私はこの地域の出身なのですが、冬には氷点下二桁になることもあります。ご縁があったユニバーサルホームの家は、心地ゆかでとても暖かいと聞いていたので、ぴったりだと思いました。すぐご近所にもユニバーサルホームのお住まいがあるんですよ」

こう振り返る奥さまですが、当時、土地は所有しておらず、土地探しから家づくりが始まりました。ご夫婦が選ばれたのは、幹線道路から一本入った200㎡強の土地。お子さまが産まれても、安全に、ゆったりと暮らせることを重視したそうです。

将来をイメージしながらの家づくり。
心地ゆか・吹き抜け・回遊動線は大正解だった

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O様宅でとりわけ目を引くのは、南側の大きな吹き抜けです。大きな窓からの陽光は、2階のホールだけでなく、1階のリビングにも優しく降り注ぎます。吹き抜けは、ご主人さまたっての希望だったといいます。

「家族が集まるリビングは、開放的で明るい空間にしたかったので吹き抜けにしたのですが、冷暖房効率も良くて助かっています。吹き抜けがあるから、暖気も冷気も2階に行くんですよ。暖かい空気は自然に上に行きますが、冷気はシーリングファンで2階に送っています。冬は、朝晩に心地ゆかの電源を入れて、日中はセーブ運転にして1階の灯油ストーブ、2階のパネルヒーターを併用しています。心地ゆかだけでも十分暖かいのですが、昨今は電気代が急騰しているので、他の暖房器具も併用するようにしました。夏は、リビングのエアコン1台。最近は北海道の夏も暑いですが、朝晩は涼しいのでこれだけです」

長くこの地域に暮らす奥さまは「空間全体を暖めるのと、足下からじんわりと暖かいのとでは全然違う。廊下もキッチンも洗面室も暖かいのは、心地ゆかならでは」と話します。 2階のホールは、お子さまが小さい頃は遊び場にされていたそうですが、今は主に室内干しのスペースとして使われているのだとか。南向きの大きな窓が正面にあり、シーリングファンで風も通るため、洗濯物の乾きも良いといいます。

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1階の玄関・リビング・ダイニング・洗面室は、ぐるりと回遊できる動線としています。この動線は「便利そう」というご夫婦のご意向から採用したそうですが、予想以上に重宝しているとご主人さまは話します。

「玄関からもリビングからも洗面室に行けるので、来客時も便利ですね。リビングを通らずに手を洗って2階に行けるので。子どもが小さい頃は、お風呂から出てすぐにリビングに行けたのも良かったです。1階すべてが暖かいので、湯冷めの心配もありません」

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奥さまはお料理好きということで、キッチンはL字型を採用。少ない動作で調理できることから、時短になっているといいます。

「対面キッチンは見られている感じが苦手ということもあってL字を選んだのですが、この場所ならリビングの様子も浴室の様子もわかるので大正解でした。私はキッチンにいる時間が長いですし、家の中で一番好きな場所でもあります」

メンテナンスが楽。
14年間で変化した暮らしにも対応

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※北海道エリアは寒冷地仕様のため、外壁タイルが標準となります。

築10年、15年となると、建物の細かなメンテナンスも必要になる時期ですが、外壁タイルは数年に一度の高圧洗浄だけで、新築時のようなきれいな状態を保っています。

「14年間でメンテナンスしたところといえば、給湯機と心地ゆかの不凍液くらいですかね。壁紙の剥がれなんかはアフターサービスで補修してもらいましたし、その後は自分で簡単にメンテナンスしていますが、目立った劣化や機能の低下は感じていません。床も、数年に一度ワックス掛けをしているくらいです」

新築時から大きく変わったのは、リビング横の居室が和室から洋室になったこと。畳の交換時期を迎えた10年目頃、お子さまも大きくなったことからフローリングに変えたそうです。床を張ったのは、建築業界にお勤めのご主人さま。壁紙の軽微なメンテナンスなども、ご主人さまが自らされているといいます。

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お子さまの成長もあって「シューズクロークはつくっても良かったかもしれない」とご夫婦は振り返ります。家族4人の夏用、冬用の靴を収納するには、予想以上のスペースが必要だったようです。ただ、玄関横には屋外から出し入れできるクローゼットがあるため、こちらも活用しながら、季節もののスコップやタイヤなどと併せて収納しているといいます。

この家で、これからも

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家を建ててからの14年間で、ご夫婦2人から4人家族となり、2人のお子さまは小学生になられました。週末には、お子さまやご夫婦の友人など、多くの方が集まるそうです。夏には、テラスでBBQやプールを楽しむこともあるのだとか。

最後に、これからの10年、20年……この家でどのような暮らしをしていきたいかお聞きしました。

「子どもが成長していくにつれて、暮らしは変わっていきます。そういえば、今年、子どもが産まれてから初めて夏にプールを出さなかったんです。子どもたちが自分たちの部屋で過ごす時間も長くなってきました。まだ想像できませんが、いずれ子どもたちも巣立ち、夫婦2人の暮らしに戻ります。14年前にイメージしていたこと、イメージできなかったことがありますが、結果としてこうして家族4人元気で楽しく過ごせているのは、この家を建てたからこそ。これからもこの家と一緒に年を重ねていくので、大切にしていきながら、10年後、20年後も、多くの人が集まる明るい家であり続けてほしいですね」